Salyuが「ハルフウェイ」試写会で主題歌初披露
2008年12月9日 19:39 1
脚本家・北川悦吏子が初監督を務めた映画「ハルフウェイ」。この作品の完成披露試写会が本日12月9日に行われた。
「ハルフウェイ」は北海道の高校生カップルを主人公にした、せつなくも優しいラブストーリー。北川監督が脚本を書き下ろし、卒業を直前に控えた2人の揺れ動く心を描き出した、ピュアな作品に仕上がっている。
試写会には北川監督と主演を務めた北乃きい、岡田将生、プロデューサーの岩井俊二、小林武史、そして主題歌「HALFWAY」を歌う
主役の女子高生、ヒロ役を演じた北乃は「とても素直でナチュラルな映画。普通に楽しんでもらえたら嬉しいです」と語り、彼女の恋人、シュウ役を演じた岡田は、アドリブが中心となった撮影時の様子について「すごくとまどいながら演じたんですけど、そのとまどいがちょうどいい、と北川さんに言ってもらえました」と話した。
初の監督作品を撮り終えた北川は「小林さん、岩井さんという才能のあるクリエイターと一緒に映画を作れて光栄でした。主演の2人に演技やセリフを任せたので、10代の生の言葉や動作が映画の中で息づいていると思います」と感想を語り、プロデューサーの岩井は「もともと北川さんとは飲み友達だったんですけど、僕が『監督やってみなよ』って言ってから5年ぐらい経っていると思います。それから時間をかけて、ここまでゆっくりゆっくり形を作っていきました。満点の出来栄えだと思います」と、完成までの道のりを明らかにした。
また、劇中音楽とともに初のプロデューサーにも挑戦した小林は「とてもワクワクドキドキできる体験でした」と感想を語り、Salyuは映画を観た感想を「決して単純ではない10代の心模様が描かれていて、素敵な作品でした。主題歌では『不器用だけど純粋』という、映画でも描かれている心のパッションを歌に込めました」と語った。
そしてSalyuは主題歌「HALFWAY」をライブで初披露。小林武史の伴奏に乗せて、映画の世界観にぴったりの優しいナンバーを情感あふれるボーカルで歌い上げ、観客を魅了した。ライブを観た岡田は「心に残る素敵な曲だと思います」と感動した様子で語り、北乃も「映画の中の、北海道という場所でゆっくり流れる時間にぴったりだと思います!とても素敵な歌とピアノで最高でした」と、興奮した様子で語った。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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