このアルバムは自身のプライベートスタジオを拠点にして1年以上かけて制作された作品。過去の経験、現在の視点、未来の展望、そして死生観など自身にまつわるあらゆることを、ダンストラックやギターロックなど幅広い音楽性で示している。
収録される楽曲は全9曲。打ち込みと生ドラムを融合させたインスト曲では自由自在にリズムを刻み、ボーカル曲では深い思いを吐露した歌詞を切なく歌う。
初回プレス分は蓄光インクを使用したスペシャルジャケット仕様。このジャケットはアルバムのコンセプトである「光」を表現している。
金子ノブアキ「Historia」収録曲
01. Historia
02. Postman
03. Weather and Seasons
04. Call My Name
05. Signals
06. Ranhansha
07. Curtain
08. Sad Horses
09. The Chair
金子ノブアキ コメント
このアルバムには自分のルーツも、死生観も、将来から逆算したうえでの実験も詰まってるんです。俺自身が持って生まれたもの、恵まれた環境のなかで鍛えられてきたもの、そしてこれから先に向けての欲求や想像力……。そういったもの全部を総動員して作らないと音楽に対して失礼だと思ったし、それが人生のマナーだと思ってるんです。
しかもそれが実験から生まれたものであろうと、かならず普遍性というか、ポピュラリティの伴ったものにしたかった。暗くて静かで個人的な音楽だと感じる人もいるかもしれない。だけど実は、すべてが喜びと祝福の音楽なんです。俺がやりたいのはどんな時代でも、常にそれだと思う。
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内田 正樹 @uchdmski
待ってた!“@natalie_mu: 金子ノブアキ、4年半ぶりアルバムで描くルーツと死生観 http://t.co/HaiElV2zkk”