ライブは和太鼓と笛の音に乗せた獅子舞の演舞からスタート。和装アレンジの衣装で登場した西川貴教は「こんな年の初めからよくも集まりやがったな! おまえら最高だ!」と観客を煽り、2月リリースの新曲「Count ZERO」や「蒼い霹靂」「LEVEL 4」といったアッパーチューンを惜しみなく投入していく。さらに「Summer Blizzard」では着ていたジャケットを脱ぎ捨て、タンクトップにショートパンツという服装で会場をヒートアップさせた。
毎年恒例となったカバーコーナーでは、
さらに西川自身が「すげえひさしぶり」と語る初期ナンバーのメドレーを経て、「HIGH PRESSURE」「WHITE BREATH」の2連発でライブ本編は終了。続くアンコールではファン待望の“お年玉企画”が披露された。
一昨年はAKB48「ヘビーローテーション」、昨年はきゃりーぱみゅぱみゅ「つけまつける」の振り付けを完コピしてファンを驚かせた西川だが、今年のアンコールではなんと90年代の自身の代表曲を当時そのままの衣装で歌うという趣向に挑戦。「Burnin' X'mas」「WILD RUSH」「HOT LIMIT」の3曲を衣装を早着替えしつつメドレーで歌い上げると、会場はこの日一番の大歓声に包まれた。スタッフによると西川は近年の筋トレによって体型が大きく変わっており、当時の衣装が着られるかどうか不安視されていたとのことだが、アグレッシブなパフォーマンスは90年代と変わらぬまま。3曲を歌い終えたあと、ファンから「かわいい!」との歓声を浴びた西川は「ヘンな空気になるのわかってたからやりたくなかったんだよ(笑)」とこぼしつつ、「まあ正月ですし福袋みたいなもんです」と話して照れくさそうな笑顔を見せた。
ライブの最後には「濃い1年でした」と2013年を振り返った西川。「この日が迎えられて、また新しいスタートです。この先20周年に向けてみんなと一緒に新しい種を植えて、水をやって育てていきたい」とファンへ熱いメッセージを伝えて新春の武道館公演を終えた。
なおT.M.Revolutionによる新春の武道館公演は2010年から毎年行われてきたが、5年目を迎えた今年で一旦終了とのこと。T.M.Revolutionは2月12日にSCANDALとのスプリットシングル「Count ZERO | Runners high ~戦国BASARA4 EP~」とライブDVD&Blu-ray「T.M.R. LIVE REVOLUTION'13 -UNDER II COVER-」をリリースする。
T.M.Revolution「T.M.R. NEW YEAR PARTY ’14 LIVE REVOLUTION」セットリスト
01. Count ZERO
02. 蒼い霹靂
03. LEVEL 4
04. Albireo -アルビレオ-
05. SHAKIN' LOVE
06. HEAT CAPACITY
07. Summer Blizzard
08. Pray(水樹奈々カバー)
09. Love is...(河村隆一カバー)
10. DYNAMITE PASSION
11. Private Storm~OH! MY GIRL, OH MY GOD!~アンタッチャブルGirls(メドレー)
12. MID-NITE WARRIORS
13. HEAVEN ONLY KNOWS~Get the Power~
14. Goin' -タカノリのGo-
15. HIGH PRESSURE
16. WHITE BREATH
<アンコール>
17. Burnin' X'mas~WILD RUSH~HOT LIMIT(メドレー)
<ダブルアンコール>
18. Preserved Roses
19. 革命デュアリズム
20. LIGHT MY FIRE
※記事初出時、文中の表記に一部誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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西川貴教 @TMR15
ヌオーーー!恥ずかしい... でもいい写真... ( ;´Д`)<複雑ッス... RT @natalie_mu T.M.Revolution新春武道館、当時の衣装で90年代名曲3連発 http://t.co/UcMIHMDmME