Googleが提供するYouTubeの音楽番組「MUSIC FRIDAY on Google+ | YouTube」の第15回が11月1日に配信され、
今回の番組は、風味堂の3人がメンバー募集の貼り紙をきっかけに集まったという結成秘話を語るトークパートで幕開け。11月10日にリリースするニューアルバム「風味堂5 ~ぼくらのイス~」の話題では、渡和久(Vo, Piano)が「僕らにしかできないアルバム」とコメントした。またBEGINの比嘉栄昇(Vo)に言われた「ミュージシャンにはその人にしか座れないイスがある」という言葉が印象的だったと話し、その言葉を受けて「“風味堂にしか座れないイス”を考えながらこのアルバムを制作した」「聴いた人が自分にとってのイスってどんなものなんだろう?と考えるきっかけになれば」とサブタイトルに「ぼくらのイス」と付けた経緯を説明した。
続いてはファンとの会話を楽しむハングアウトのコーナー。「人生を変えた音楽やアーティストは?」という質問では中富雄也(Dr)が「THE YELLOW MONKEY『JAM』」と答え、この楽曲を聴いて日本語でロックがしたいと思い、結成のきっかけになった貼り紙をしたと話した。「風味堂の中で思い出の曲は?」との質問に対し鳥口 JOHN マサヤ(B)は別れを歌った曲「愛してる」を挙げ、“以前失恋した直後のライブで、同曲演奏前にメンバーの2人に「今日泣くかもしれん」とこぼした”というエピソードを明かした。
番組最後のライブでは「ナキムシのうた」「愛してる」を演奏し、視聴者から「素敵だあ。」「癒される~」といったコメントが寄せられる。続けて最新アルバムから「愛は二度目から」「あふれる愛を伝えたい」「足跡の彼方へ」を披露し、この日の放送を締めくくった。
風味堂 収録後コメント
――番組の感想を教えてもらえますか?
渡 斬新でしたね。僕らはミュージシャンなので、いつも生身のお客様がいて演奏するっていうスタイルでずっとやってきたんですけど。やっぱり時代が移り変わっていくと音楽の伝え方もどんどん多様化していくので、僕らもそこに付いていきたいし、多くの人に伝えるために有効なものにはどんどん参加したいと感じました。あとは夜景がすごかったです(笑)。なかなかこんなに高いところでライブやらないですから。でもアットホームというか、すごく気持ちのいい空間だったのでリラックスできました。
中富 途中からほんとにリラックスできたよね。
――最初は緊張感がありました?
渡 最初の1、2曲くらいは「さあ今日はどんな感じになるんだろう」っていうのはありました。会場にお客さんがいないライブっていう感じでしたから。
中富 頭にとりくん(鳥口)がギャグをかましたけどなんの反応もないからね(笑)。
鳥口 いつもだったら大爆笑なんですけど。今日はたぶんカメラの向こう側でドッカンドッカンなってたと思います(笑)。
渡 世界中でね(笑)。でも曲に入り込むと、すごく気持ちよくやらせてもらいました。
――ファンの皆さんと直接交流するハングアウトのコーナーもありましたね。
鳥口 お客さんとハングアウトを通じてリアルタイムで話すことができてすごく新鮮でしたね。
中富 質問されるってなかなかないので、楽しかったです。
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