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真部脩一(集団行動)

あの人のプライベートファッション Vol.1 バックナンバー

時代性に捉われない真部脩一(集団行動)

自分の好きなアイテムを気持ちよく長く着る

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生活の基盤である衣食住の1つを占める衣服。この連載はアーティストにファッションへのこだわりについて語ってもらうという趣旨のもの。初回は集団行動のギタリスト・真部脩一に登場してもらった。「一時期は異常に服にこだわっていた」という彼に、とある1日のコーディネートと、私服のこだわりについて聞いた。

取材・文 / 酒匂里奈(音楽ナタリー編集部) 撮影 / 星野耕作

コーディネートについて

長く着続けている、そしてこれからも長く着ていけるようなアイテムでコーディネートしました。流行を調べたり追ったりするのも好きですが、普段は自分が好きだと思えるアイテムを長く着ることが多いです。このパンツも7、8年は履き続けているんですよ。

着用アイテム(ブランド名)

ハット:キャップ(古着店)
アウター1:ブルゾン(blackmeans)
アウター2:ライダースジャケット(Maison Margiela)
トップス:ロングTシャツ(Matsumoto Shave Ice)
ボトムス:パンツ(COMME des GARCONS)
アクセサリー:メガネ(DITA)
シューズ:ローカットスニーカー(NIKE)
※GARCONSのCはセディーユ付きが正式表記。

ポイント

・ブルゾン
blackmeansは原宿にあるLABORATORY/BERBERJINという店などで扱っているんですが、ここに足を運ぶことが多いです。ある日店に寄ったときに龍の刺繍に一目惚れして購入しました。ちょっと半纏っぽい形になっているところもポイントです。

・ロングTシャツ
ハワイに旅行に行ったときに、背中の柄に惹かれて買ったものです。Matsumoto Shave Iceって、名前の通りかき氷みたいな食感のアイスクリーム屋さんなんです。アイスもおいしいんですけど、そこでTシャツビジネスもやっているという商売上手なお店(笑)。

ファッションのこだわり

時代性にはあまり捉われていないです。好みのブランドは日々変化し続けていますね。今はblackmeansをはじめどこか強さを持っているようなデザインが好きです。

ちなみに学生の頃から「ミスター・ハイファッション」というファッション誌が大好きです。僕の青春期ってサブカルチャーが円熟を迎えた時期だと思っていて、同時に当時のファッションは“着崩す”ことが主流だったんです。そんな中、ミスター・ハイファッションは服の歴史やスタンダード性をテーマにした記事が多かった。特にコラム記事は面白かったですね。残念ながら僕が高校生の頃に廃刊になってしまいましたが、この雑誌がきっかけで服に興味を持つようになったのでぜひ復刊してほしいです。

よく買い物に行くのは家の近くにあるお店。あと伊勢丹の新宿店はホントに便利ですね。必ず欲しいものがあるし、買いやすくて好き。それと吉祥寺にあるMUSEUM OF YOUR HISTORYというセレクトショップにもたまに行きます。セレクト品だけじゃなくてお店独自のブランドも扱っていて、丸の内にも店舗があったんじゃなかったかな。このお店に置いてあるアイテムは好きなものばかりです。

一時期は異常に服にこだわっていたこともあったんですけど、最近は「自分に似合って好きだと思えるアイテムを気持ちよく着ている」という感じです。もちろんTPOは気にしていて、出掛ける前に自分の姿を鏡に写して「これは外に出てOK!」と思ったら外出するようにしています(笑)。バンドの衣装に関しては「フロントマンを立たせたい」という点を踏まえたうえで好きなものを着ています。なので集団行動の男性メンバーの衣装は印象をそろえていることが多いですね。

今欲しいアイテム

実はあまり物欲がなくて、今のクローゼットの中身で十分満足してるんです。あえて挙げるとすれば、スーツをもう1着仕立てたい。今持っている一張羅のスーツは、清水の舞台から飛び降りるつもりで作りました……。それと最近運動を始めようかなと思って、運動用の服が欲しいです。まあこれ、毎年言っているのであんまり信用されないと思いますが(笑)。

あの人のプライベートファッション

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