第32回日刊スポーツ映画大賞の表彰式が、本日12月28日に東京都内で開催され、「
新井英樹の同名マンガをテレビドラマ版に続き実写化した本作で、主人公の若き営業マン・宮本を演じた池松。7年前ほど前から何度も頓挫しながら本作に挑んだと明かし、「『もう駄目なんじゃないか』という日を何度も迎えました。当時を思うと、今こうして立っているのはできすぎのような気もします。連戦連敗の負け男としてセールスしている主人公の宮本からすると“らしくない”気もしますが、この役と心中しようと決めてから、何度も絶望をこの作品で見て、それでも信じてきたので格別な思いがあります」としみじみ語る。そして「来年30歳になるので、若手とは言ってられない。もっと高く深く、映画と対峙していければと思っております」と気持ちを新たにした。
表彰式には、前年に「娼年」「不能犯」で同賞を受賞した
また「宮本から君へ」で中野靖子に扮した
「宮本から君へ」は現在も一部の劇場で上映中。また、助成金不交付決定処分取り消し訴訟に関するクラウドファンディングがREADYFORで行われている。
映画ナタリーでは引き続き、表彰式の模様をレポートする。
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かなみこ @Pikotan1017
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