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市川実日子が日スポ大賞助演女優賞に、内田也哉子は樹木希林の言葉伝える

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左から深田晃司、市川実日子、内田也哉子。

左から深田晃司、市川実日子、内田也哉子。

第32回日刊スポーツ映画大賞の表彰式が、本日12月28日に東京都内で開催され、助演女優賞に輝いた市川実日子が登壇した。

初恋~お父さん、チビがいなくなりました」で倍賞千恵子と藤竜也演じる夫婦の次女・菜穂子役を務めた市川。そしてサスペンス「よこがお」では筒井真理子演じる看護師の、訪問先の長女・基子に扮した。表彰式に緊張し、前夜は眠れなかったという市川は「発想の転換をしようと思って、受賞のお知らせをいただいてからの喜びを数えてみました」と言って、倍賞から祝福の電話をもらったことや、映画関係者に祝ってもらったことを挙げる。続けて「公開が終わった作品のことをもう一度振り返る機会はなかなかないのですが、この賞をいただけたことによって今回の2作品について改めて考えて、スタッフの方のお仕事ぶりを思い出すことができました。2つの作品に関わった皆さんのことを思い出せたのが、私にとって喜びです」とコメントした。

花束授与者としては、「よこがお」監督の深田晃司が駆けつけた。深田は「筒井真理子さんとぶつかってもまったく引けを取らないと思って、この役をお願いしました。お二人が決まった時点で、この映画の成功を確信しました」と市川に感謝を述べた。

日刊スポーツ映画大賞の表彰式では通常、前年度の受賞者がプレゼンターを務めているが、前年度助演女優賞に輝いたのは「万引き家族」の樹木希林だったため、今回は代理で娘の内田也哉子が登場。内田は「母が亡くなって1年とちょっと経つのですが、私はこの1年、ずっと“代理”で……。私に母が乗り移っているんじゃないかと思うくらい、ありがたい場をたくさんいただきました。亡くなるということは、人の心の中で普遍化していくことだと聞いたので、そうなっていればうれしいです」とスピーチした。

また内田は、樹木の言葉を振り返り「よく母が、『役者という仕事は、日常を当たり前に生きることが、役の基本に生かされる』と言っていました。市川さんとはプライベートでご一緒することもあるのですが、彼女は本当に日常を丁寧に生きていて、地に足をつけていらっしゃるんです。これからも女優さんとして、どんどん日本の宝になって、素敵な役をされると思います」と話した。

映画ナタリーでは引き続き、表彰式の模様をレポートする。

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