「ショーガール」本日開幕！三谷幸喜「すべてにおいてバージョンアップ」

「パルコ・ミュージック・ステージ『ショーガール～こんな出会いも悪くない～』アンコール公演」が本日3月13日に東京・PARCO劇場にて開幕する。初日に先がけて昨日3月12日に公開舞台稽古が行われた。

福田陽一郎の脚本・構成・演出と木の実ナナ、細川俊之の出演により、1974年から1988年までの15年間、同劇場にて公演を重ねた「パルコ・ミュージック・ステージ『ショーガール』」。2014年8月に「いつかは『ショーガール』のようなショーをPARCO劇場でつくる」と願っていた三谷幸喜と、出演者の川平慈英、シルビア・グラブの2人によって新たな作品として復活を果たし、今回はそのアンコール公演となる。

舞台は3つのショートミュージカルとショータイムで構成。1つ目の短編「再会」では老人と老婆を、2つ目の短編「チキンスープ」では料理番組の女性講師と女性アシスタントを、川平とシルビアが息の合ったかけ合いで好演。はりきり過ぎて実際に息切れをする川平をシルビアが本気で笑うと、客席からも笑いがもれた。ショートミュージカルの本編「淋しい探偵」では、川平が探偵を、シルビアが謎に満ちた依頼者の女を演じ、大人のラブストーリーを展開する。

そしてショータイムでは、キレのいいダンスと共に2人の美声が惜しみなく披露される。合間に珍しい楽器の演奏や、演奏者たちとの風変わりなセッション、タップダンス、早替えなど、笑いを交えながらめくるめくショーを展開していく。三谷が「演劇は固苦しくてどうも観る気がしない、と思っている人がまだいるとしたら、まず『SHOW GIRL』を観ること」とコメントで寄せているように、誰もが楽しめるエンタテインメントショーとなっている。

三谷幸喜 コメント

僕らの「SHOW GIRL」はここから始まります。
すべてにおいてバージョンアップ。
日本を代表するエンタテイナー川平慈英とシルビア・グラブの輝くステージを、ぜひご堪能ください！
演劇は固苦しくてどうも観る気がしない、と思っている人がまだいるとしたら、まず「SHOW GIRL」を観ること。こんなに楽しくてワクワクしてキラキラした世界がこの世にはあるんですから。

川平慈英 コメント

何もかも忘れて、僕たちと一緒に客席で思う存分はじけちゃってください！
日頃の疲れもきれいに吹き飛ばす、粋な大人のショー。
劇場でお待ちしてます！

シルビア・グラブ コメント

念願の『ショーガール』が帰ってきました！
この渋谷で、PARCO劇場で、
大人のエンターテイメントショーを是非、皆様お楽しみください！
ニューヨークと勘違いしてしまうかも！！（笑）
皆様のお越しをお待ちしています！！

※動画は現在非公開です。