菊地成孔とP.T.A、新作のタイトルは「記憶喪失学」

10月29日に発売される菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールのニューアルバムのタイトルが「記憶喪失学」に決定。その収録内容が明らかになった。

メンバーチェンジを経て新編成で制作された今回のアルバム。これまでのジャズ～ラテン的なラウンジ感は残しつつ、映画音楽、ブラジリアンミュージックの隠れた名曲を取り上げており、ポピュラーミュージックのあらゆる領域に足を踏み入れている。

本作に収録されるのは、菊地成孔作曲の「大天使のように」、中島ノブユキ作曲の「ソニア・ブラガ事件」、菊地＆中島の共作による「バイレ・エクゾシズモ」といった書き下ろし曲や、「バターフィールド8」「アルファビル」「8 1/2」といった映画音楽、ハダメス・ニャターリの「メウ・アミーゴ・アントニオ・カルロス・ジョビン」やスタンダードナンバー「恋とは何か貴女は知らない」のカバー、コレクティブ・インプロヴィゼーションをコラージュした「クイズ番組のTVCMの悪夢」「チューインガムのTVCMの悪夢」「航空会社のTVCMの悪夢」「エアコンディショナーのTVCMの悪夢」の全12曲。アルバムには菊地本人によるライナーノーツも封入される。

携帯モバイルサイト「harf note jazz」では、このアルバムから「メウ・アミーゴ・トム・ジョビン」の先行配信を10月17日より実施。