今井絵理子“目と心で聴く音楽”をライブで表現

今井絵理子が昨日9月30日、原宿アストロホールにて単独ライブ「LIVE & TALK」を行った。

SPEEDの完全復活にあたり、長男・礼夢（らいむ）くんが高度感音性難聴であることを告白した今井絵理子。その告白後初となるライブには400人のファンが駆けつけ、超満員の会場でライブが行われた。

「LIVE & TALK」と銘打たれたこの日のライブは通常とは異なり、ステージの両サイドに液晶ディスプレイを設置。要約筆記により、ライブで歌われた全楽曲の歌詞と今井のライブ中のトークがすべてリアルタイムで、文字として映し出された。

またステージでは初の試みとして、今井のSPEEDデビュー当時からの親友・トモコさんを迎え、24時間テレビで語られた礼夢くんとの生活や悩んできたこと、そして乗り越えてきた現在の心境が約20分にわたり語られた。

そして新曲「ゆりかご」では、「生きていくことの素晴らしさ」を手話のパフォーマンスで披露。ライブのテーマでもある“目で聴く音楽、心で聴く音楽”を表現した。

アンコールを含む全11曲中5曲が未CD化の新曲だった今回のライブ。アンコールのラストでは、新曲「… & smile」が今井絵理子のギター弾き語りにより披露され、感動のうちにライブは幕を閉じた。