函館が誇るアウトサイダーバンド、14年目の1stアルバム

北海道・函館のエクスペリメンタルバンド、ParCodaN（パーコダン）が結成14年目にして初となるアルバム「FRESH ParCodaN」を明日4月8日にリリースする。

このバンドは横浜ベイエリアのクルーPan Pacific Playaに所属するJINTANAと、アイヌの民謡「ウポポ」を真似た意味不明な歌を歌うTETSUYAによる遠距離バンド。MIC JACK PRODUCTIONやqodibopら北海道のアンダーグラウンドシーンと交流しつつ、毎年正月に帰省するたびに雪の山小屋で延々とサイケデリックセッションを繰り広げるなどの活動を展開してきた。

満を持して発売される今回のアルバムは、2枚のCDに全109曲を収録。KEN（MIC JACK PRODUCTION）、OKI（OKI DUB AINU BAND）、植野隆司（テニスコーツ）、4cefinger（中目黒薬局）、Miroque、久保卓也（元・カニバリズムガンジーバンド）、LUVRAW（PPP）、脳（PPP）、KES（PPP）、孫承燻（ソンスンワン）といった多彩なミュージシャンが演奏で参加しているほか、多数の函館の人々による雑談や鼻歌なども収められている。