山中さわお初ツアーをトリプルENで完遂&ピロウズ再開宣言

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山中さわお(the pillows)が、初のソロツアー「Buzzy Roars Tour」の最終公演を6月2日に東京・Shibuya O-EASTにて開催した。

「Buzzy Roars Tour」最終公演でパフォーマンスする山中さわお。

「Buzzy Roars Tour」最終公演でパフォーマンスする山中さわお。

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ライブは、今年2月にリリースされたソロ3rdアルバム「破壊的イノベーション」と同じく「RED BAT」から幕を開ける。山中は「ひさしぶりじゃないか! みんな元気かい?」と挨拶を挟み、2枚目のアルバム「退屈な男」から「The Devil's Pub」「The Beautiful Lip」「Absurd Song」を続けて披露した。さらに「Slide in tomorrow!」「Desert me」と破壊力のある楽曲を投下し、自らギターソロをかき鳴らして会場を一気に盛り上げる。また、ライブ会場限定シングルとして販売されているCDから森田童子「たとえば僕が死んだら」のカバーも歌い上げた。

終盤では、ニューアルバムの中でも人気の高い「All memories」をはじめ、「HEAVEN'S PINHOLE」「Mallory」「Buzzy Roars」と新作の収録曲を連発。アンコールのMCでは「ありがとう! 今日でツアーは終了して、1週間くらいぼんやりしたらひさしぶりにピロウズで集まるよ。どうなるかわからないけどやってみるよ。秋にシングル出すよ! 今日は本当にありがとう!」とうれしい発表を行い、ライブのアンセムと言える「DAWN SPEECH」を届けた。

その後、ダブルアンコールでは山中のみがステージに立ち、the pillowsの名曲「Fool on the planet」を弾き語りで熱唱。最終公演ではトリプルアンコールも実現し、弾き語り形態では地方公演の動員が思うようにいかなかったという自虐と、そんな中ファイナルに集まってくれた1000人への感謝の思いを歌って「Funny Bunny」へ流れ込む。サビでは山中がギターを弾き、“バスターズ”たちが大合唱。これで場内が一体となって感動に包まれ、ツアーの有終の美を飾った。

なお山中がMCで口にした通り、the pillowsは今後活動を再開。9月16日からは結成25周年に突入し、シングルリリースも予定されているのでファンは楽しみにしておこう。

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