元AKB研究生・西川七海、乃木坂46 2期生として再デビュー

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昨日5月8日に東京・赤坂ACTシアターで行われた乃木坂46の劇場公演第2弾「16人のプリンシパル deux(ドゥ)」で、乃木坂46の2期生として元AKB48研究生の西川七海(にしかわななみ)がお披露目された。

赤坂ACTシアターでファンに挨拶をする西川七海。

赤坂ACTシアターでファンに挨拶をする西川七海。

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西川七海

西川七海

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西川は2009年春にAKB48の8期研究生としてグループに参加するも、同年7月に「AKB48研究生としての自覚に欠けた軽率な行動を取った」として解雇。昨年末より行われていた乃木坂46の2期生オーディションに合格し、約4年ぶりに芸能界に復帰することとなった。

キャプテンの桜井玲香の呼び込みによりステージに登場した西川は、緊張で足を震わせながらも「私は4年前にAKB48の研究生として少しの間だけ活動しましたが、そのときのことが忘れられずに乃木坂46のオーディションに応募しました」と告白。そして「短い期間でしたが、AKB48研究生としてこの世界(芸能界)の素敵なところ、厳しいところをたくさん学びました。またこのステージに立てていることをとてもうれしく思います」とファンに挨拶してから「こんな私が乃木坂46の一員になることを受け入れたくない人もいると思います。でも、この鉄のメンタルで立ち向かっていきたい」と力強く宣言した。

桜井から「今後どういうアイドルになりたいですか?」と聞かれると、西川は「まずは皆さんに受け入れられてもらえるよう、人一倍努力したい」と回答。続けて「男性の方だけでなく、女性の方からも応援していただけるような、白石麻衣さん、西野七瀬さんに続くモデルとアイドルを両立したアイドルになりたい」と自身の目標を口にした。

なお12日まで続く乃木坂46「16人のプリンシパル deux」東京公演では、今後も各公演で2期生メンバーが1名ずつお披露目されていく。

ナタリーではこの日の公演終了後、メンバーの白石麻衣、永島聖羅に「16人のプリンシパル deux」の感想を聞いた。第1幕の演技審査を観た観客の投票により、第2幕「乃木坂歌劇団~迷宮の花園~」に出演する16人のメンバーが決定するというこの舞台。東京15公演中9公演を終えた彼女たちがどのような思いで「16人のプリンシパル deux」に取り組んでいるのか、このテキストから感じてほしい。

白石麻衣 コメント

私は今まで4役(野木芙咲子、今和洋子、北嶋文目、今和誠一)を演じてきました。あとは女中役を1回。演じていて一番楽しいのは今和洋子役です。でも今日初めて誠一役をやってみたら楽しくて(笑)。たぶんファンの方も「絶対に白石は男役はやらないだろう」と思ってたんじゃないかな? 自分なりにけっこう冒険したんですけど、高山(一実)プロが誠一役についていろいろ教えてくれたので、今日はやりきることができました。まだ演じてない役もたくさんあるので、東京公演ではできるだけいろんな役にチャレンジするか、それとも今まで演じてきた役を極めていくかでちょっと迷ってます。でも大阪公演が終わるまでには、全部の役をクリアしたいですね。

今回のプリンシパル公演は順位を付けるんじゃなくて、その役に合った子を選んでいくから、演技に真剣に取り組む姿を見てもらえるチャンスだと思います。演技が強い子はアンダーでもどんどん選ばれるし、私も含めてみんな何回も落ちたりするし。でもこの公演を続けることでメンバーみんなに演技力が付くと思うから、この先いろんなお仕事をやっていく上で絶対にいい経験になると思ってます。

残り6公演、1公演1公演を大切にして演じて、お客さんに楽しんでもらえたらいいな。自分が選ばれようが選ばれなかろうが、1つひとつのことを噛みしめながらやりたいです。あとは……私、公演中に一度舞台から落ちちゃったことがあるので(笑)、千秋楽までみんな怪我をせず、楽しく終わりたいなと思います。

永島聖羅 コメント

私は今回の公演中、1幕のオーディションでムチャ振りされることが多くて。最近は一発芸、ドラえもん(のモノマネ)、暴れん坊将軍(になりきったフリー演技)と続いて(笑)。 でもムチャ振りが続くことで、どんどん舞台上での瞬発力も付いてるのかもしれません。

今回のプリンシパル公演、私は去年よりもやりがいを感じています。演技をちゃんと観てくれてる人も多いし、それがちゃんと投票につながってるので、自分のがんばり次第で役を獲得することができる。だからオーディションに落ちても、次はがんばろうって思えるし。2幕に出られなくても舞台の袖から違った景色が見られるので、そういった点でもいい経験をさせてもらってるなと思います。

立候補に関してはいろんな役に挑戦してます。私はとりあえず1つの役に立候補して、ちゃんとできなかったとき、自分で納得できなかったときはもう1回同じ役に立候補して、そこをクリアできたら次の役にチャレンジしてます。東京公演は残り4日間6公演。精神的にキツいこともありますが、最後まで逃げずにがんばりたいと思います。

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