ヒーセ&エマも登場!熱狂のイエモンリリースパーティ

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昨日10月10日、東京・Shibuya O-EASTにて「Romantist Taste 2012 Release Party」が開催された。

THE YELLOW MONKEY「Romantist Taste 2012 Release Party」の様子。ヒーセとエマがサプライズ登場し、会場を沸かせた。

THE YELLOW MONKEY「Romantist Taste 2012 Release Party」の様子。ヒーセとエマがサプライズ登場し、会場を沸かせた。

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左から中村貴子、山本浩市、中田裕二。

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ダイノジのDJプレイの様子。オーディエンスはライブ映像と共に「JAM」を合唱した。

ダイノジのDJプレイの様子。オーディエンスはライブ映像と共に「JAM」を合唱した。

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背中合わせでエアプレイをするヒーセとエマ。

背中合わせでエアプレイをするヒーセとエマ。

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これはTHE YELLOW MONKEYの11年8カ月ぶりとなるシングル「Romantist Taste 2012」のリリースを記念して行われた招待制イベント。会場には多数の応募者から選ばれた幸運な700人が集結し、21日に発売される映像作品「TRUE MIND "NAKED"」の先行上映、ゲストトークライブ、「Romantist Taste 2012」PVの完成披露、ダイノジによるDJプレイといったさまざまなプログラムを楽しんだ。この日の様子はニコニコ生放送にて同時中継され、全国のイエモンファン4万人がこのリリースパーティを見届けた。

イベントはまず「TRUE MIND "NAKED"」の上映会からスタート。1996年1月12日の武道館公演のオープニングがステージ上の大スクリーンに映し出されると、映像中の歓声とフロアの歓声が混ざり合い会場はのっけからすさまじい盛り上がりを見せる。そのまま1曲目「Romantist Taste」になだれこむと、続けて「SWEET & SWEET」「LOVE COMMUNICATION」が本物のライブさながらの迫力で立て続けに披露された。オーディエンスは曲中のキメどころや吉井和哉(Vo)のコール&レスポンスにも呼応し、映像の中の観客と地続きであるかのような一体感を作り出していた。

ライブ映像の上映で会場が熱気に包まれると、ここで中村貴子が司会を務めるトークライブに。ゲストには「TRUE MIND "NAKED"」とそのオリジナル版「TRUE MIND TOUR'95-'96 FOR SEASON:in motion」のディレクターを担当した山本浩市と、かねてよりイエモン好きを公言している中田裕二の2人が登場した。ここでは中田が「TRUE MIND "NAKED"」から選んだイチ押しの3曲「THIS IS FOR YOU」「審美眼ブギ」「赤裸々GO!GO!GO!」にまつわる話題を中心にトークが進められていく。中田はスクリーンに流れるライブ映像を食い入るように観つつ「これこそロックバンドですよ!吉井さんのキレっぷり最高じゃないですか。いいなあー!」「赤い照明が似合うバンドは選ばれたバンドですよ」と興奮気味にイエモンの魅力を分析。山本は当時のツアーに同行したときのエピソードを交えながら今作のボーナスディスクに収録されたオフショットの充実ぶりを語り、ファンの期待感を高めた。

トークライブが終わると、再び「TRUE MIND "NAKED"」から「FOUR SEASONS」「熱帯夜」「ROCK STAR」の上映へ。THE YELLOW MONKEYの圧倒的なライブパフォーマンスにフロア中が陶酔したところで、ニコニコ動画との連動企画「みんなで『Romantist Taste 2012』MVを作ってみた!」 で制作された「Romantist Taste 2012」のビデオクリップ完成披露会が行われた。この企画はユーザーから投稿された「Romantist Taste 2012」のイメージ動画を編集して同曲のPVを作るというもので、完成した作品はイラスト、グラフィック、演奏シーン、ダンスシーンなど多種多様な動画で構成されたユニークな映像に仕上がった。ここではイエモンの映像作品を数多く手がけ、今回のPVの編集も務めた高橋栄樹が登壇。彼は編集作業を振り返り「『Romantist Taste』はダークな曲だと思っていたけど、改めて聴くと前向きな曲に聴こえた」と明かした。

ダイノジによるDJタイムでは大谷ノブ彦が「サイキックNo. 9」「SHOCK HEARTS」「甘い経験」といったアッパーチューンをスピンし、大地洋輔が得意のエアギターでフロアを盛り上げていく。中盤の「JAM」ではスクリーンにライブ映像が投影され、会場中が合唱する感動的な場面も。そして後半戦の「SPARK」が流れると、ステージに突然シークレットゲストのヒーセ(B)が乱入。メンバー本人登場のサプライズに会場からは割れんばかりの大歓声が巻き起こる。ヒーセはDJセットに移動すると「CHELSEA GIRL」「嘆くなり我が夜のFantasy」「アバンギャルドで行こうよ」といったファン歓喜のナンバーを投下し、ビール片手にご機嫌なエアベースを披露。さらに彼は色っぽくダンスしながらオーディエンスを煽り、ステージ上を縦横無尽に駆け回ってフロアを喜ばせた。そしてラストは「悲しきASIAN BOY」。イベントがクライマックスを迎えようとしたそのとき、大地に半ば引きずられるようにしてエマ(G)がステージに現れた。不意を突かれた観客の絶叫にエマはエアギターのパフォーマンスで応え、そのままヒーセと背中合わせでエアプレイを披露。サプライズの連続にフロアの興奮が冷めやらぬまま、スペシャルな一夜は幕を閉じた。

またこの日のイベント内で、1997年に発売されたTHE YELLOW MONKEYの映像作品「RED TAPE」の完全盤DVD「RED TAPE "NAKED"」が12月3日にリリースされることも発表された。オリジナル版には1997年のアリーナツアー「FIX THE SICKS」の横浜アリーナ公演と旧・阪急西宮スタジアム公演の映像が全16曲収録されていたが、「RED TAPE "NAKED"」は各公演ごとにDVD2枚組というボリュームで発売される。初回限定盤には2公演のDVD計4枚に加え、ボーナスディスクやフォトブックが同梱。収録曲などの詳細については後日アナウンスされるので、ファンは続報を楽しみにしておこう。

■【ニコニコ動画】THE YELLOW MONKEY「みんなで”Romantist Taste 2012”MVを作ってみた」完成MV

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読者の反応

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中村貴子(ラジオパーソナリティ) @takako_nakamura

「Romantist Taste 2012 Release Party」@ 渋谷O-EASTの記事。
中田裕二さんと、ディレクターの山本浩市さんをお迎えしたトークコーナーの司会を担当させていただきました。
もう5年前なんですね。
https://t.co/K1Z11DIDZv

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