坂本龍一と彫刻家・名和晃平のコラボ映像チャリティ配信

坂本龍一と平野友康が発起人を務める東日本大震災の被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」にて、坂本龍一と彫刻家・名和晃平のコラボによる映像作品「Dot Synthesis」が公開された。

今回の作品は、東京都現代美術館で昨年開かれた名和晃平の個展「Kohei Nawa - SYNTHESIS」で発表されたドローイング作品「Dot Synthesis」を映像化したもの。生成と消滅を繰り返す「セル」の動きがグリッド状にランダムに配置された絵の具の「しずく」で表現されており、音楽は坂本龍一が書き下ろしている。kizunaworld.orgのサイトでは、1口1000円以上を寄付することでこの作品をダウンロードすることができる。

kizunaworld.orgは「個人の力でできる限りのことをする」というコンセプトで、賛同してくれるアーティストたちの作品を国内外から広く集め提供することで作品の寄付を募り、被災地への支援を続けようというプロジェクト。集まった寄付金は決済手数料を除く全額が、「医療」「子供」「食料」「住宅」「エネルギー」の5テーマの中から被災地で「今必要な支援」を考慮して、状況に応じ支援先団体を随時検討しながら寄付される。

■ #21 - Dot Synthesis