浄土真宗の現役の住職によるダンスミュージックユニット、Tariki Echoが3月21日にアルバム「ブッダ・サウンド」をリリースする。
Tariki Echoは島根県にある龍教寺の住職・釈一平(龍山一平)と、埼玉県にある善巧寺の住職・釈明覚(榎本明)によるユニット。多くの人々に持たれているお経のマイナスイメージを覆すべく、お経とダンスミュージックを融合させた楽曲を制作している。
今回の作品はダビーなレゲエトラックに乗せてお経を読むという内容で、法要の開始と終わりに読まれる短い2つのお経の間にほかのお経をはさむ構成。とっつきにくいと思われていた仏教やお経の世界が、ポップでカラフルなものに感じられる1枚になっている。
Tariki Echoはこの作品について「法要はお経をみんなでユニゾンで声を出し一体となってトランスしていく、祭りや現代のパーティに通じる部分もあります。みなさんにはお経は荘厳で近づきにくいものではなくてもっと身近なものあってほしいのです。一緒に声を出していただきたいとの思いでポップなお経を作ることを考えました。僧侶がトラック、お経をすべて制作することでそこに意味と説得力が出せたらいいなと思っています」と説明している。
なおメンバーの釈一平は、かせきさいだぁやTHE DUB FLOWERなどでキーボード奏者として活躍する傍ら、カバーアルバム「ジブリ・レゲエ」のアレンジやTomato n' Pineへの楽曲提供なども担当。釈明覚は本山の勤式指導所を卒業したお経のエキスパートでありつつ、築地本願寺で開催されたライブイベント「他力本願でいこう!」でDJとして二階堂和美、KAN、DE DE MOUSE、いとうせいこうらと共演している。
■ブッダサウンドダイジェスト
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