このイベントは5月18日のデビューシングル「月の裏側」リリースに先駆け、マスコミ関係者や音楽業界関係者、約150人を招待して行われたもの。4月17日に中国・上海で行われた「神戸コレクション上海 2011」での初ライブ後、日本では初となるパフォーマンスを披露した。
4人はそれぞれ、ライブに先立ちユニットデビューに向けた意気込みをコメント。秋元は「視野をどんどん広げて、アジアを目指す実力をつけていきたいです」、梅田は「男性にはもちろん、同性にも好かれるユニットにしていきたいです」と語った。また、増田は「DiVAでは大人っぽく、女性らしく活動したい。『たこ焼きめっちゃ好きやねん!』キャラは封印します(笑)」と笑わせ、宮澤は「AKBとは違う、女性のカッコよさを出していければと思います」と笑顔で話した。
ライブに入る前にはAKB48の他のメンバーからの応援コメントを紹介。同じチームKからひと足先にソロデビューを果たした板野友美は「ホントにカッコいいし尊敬してるので、ぜひ4人でどんどんカッコいいユニットにして、みんなの憧れの存在になってほしいなと思います」と応援。また、高橋みなみ(チームA)は「やっぱり実力がある4人ですし、私的にすごく期待しています。きっとファンの皆さんも『来たな!』と思っていると思います」と、彼女たちへの期待を語った。
その後はステージでデビュー曲「月の裏側」とカップリング曲「Fade out」を披露。AKB48やこれまでの派生ユニットとは異なる、クールで力強いダンスと大人っぽいボーカルで招待客を魅了した。
ライブの後には、プロデューサーの秋元康から4人へのメッセージを紹介。「今日までの日々、4人にとって決して平坦な道ではなかったと思います。むしろ、来る日も来る日も坂道ばかりに思えたでしょう」「それでも君たちは諦めなかった。自分の夢に向かって歩き続けたからこそ、ついにユニットデビューの日を迎えることができたのです」と、これまでの苦労をねぎらう言葉が読み上げられると、4人はそれぞれ涙を浮かべて聞き入っていた。
そして「これからオーディションを繰り返し、メンバーを増やそうと思います」「新たに6人ぐらいの新メンバーを入れる予定です」というプランが明かされると、4人は驚きの表情に。新メンバーオーディションは今年の夏を予定しており、詳細は後日発表される。
イベント後の囲み取材で「他のユニットでライバルはいますか?」と質問が飛ぶと、梅田は「どのユニットもリスペクトしているので、私たちなりのカラーを出していきたいです」と回答。一方、増田は「渡り廊下走り隊みたいなかわいい感じのユニットを見ると『いいなぁ』って思うこともあります。私があんなふうにしてもかわいいって言われないから(笑)」と話していた。
また、今後のメンバー増員について訊かれると、宮澤は「楽しみかもしれないです。今までとは違う『DiVAに入りたい』って人がくるわけだし」と期待をふくらませている様子。秋元も「EXILEさんもメンバーが増えてパワーアップしていっているし、私たちもそうなれれば」と、笑顔を見せた。
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音楽ナタリー @natalie_mu
AKB派生ユニットDiVA、今夏に新メンバーオーディション http://natalie.mu/music/news/48205