スペースシャワーTVが主催するライブイベントツアー「スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2011」のファイナル公演が、1月28日に東京・赤坂BLITZにて行われた。
今回の「列伝TOUR」には
2番手を務めたのはcinema staff。1曲目「AMK HOLLIC」から、彼らならではの緊張感あふれるグルーヴを響かせていく。飯田瑞規(Vo, G)の深みのあるボーカルは場内にじっくりと染みわたり、オーディエンスの一体感を上昇させる。ラストを飾った「KARAKURI in the skywalkers」「Poltergeist」では、対照的な2曲でcinema staffの魅力を存分にアピールした。
続くplentyはSEなしでステージに登場し、観客の意識を集中させる。静寂に満ちた場内に「理由」「最近どうなの?」といったナンバーを次々とぶつけ、圧巻の演奏力でオーディエンスを虜にした。途中、江沼郁弥(Vo, G)は「シーンとしすぎてて、イヤモニから上にいるカメラマンさんの指示がはっきり聞こえるんですけど(笑)」と苦笑。会場を和ませつつも、シリアスなライブで観客を魅了した。
この日のトリを飾ったのは[Champagne]。SEが鳴り響くとあっという間に場内の熱気は上昇し、彼らの登場を待ちうける。「For Freedom」で幕を開けた彼らのライブは、スピード感あふれるロックチューンの数々で大盛り上がりに。フロアにはモッシュとダイブの嵐が巻き起こった。川上洋平(Vo, G)は途中のMCで「よく難しい時代にデビューしたねって言葉をもらうんです。CDが売れなかったり、違法ダウンロードがあったり。でも、俺は曲がよければ絶対に届くと思ってます。ミュージシャンっていうのはカッコいい曲を作って、それをライブでぶっ放すだけで」と力強く宣言。オーディエンスをさらに熱狂させた。
ダブルアンコールでは恒例の全バンドによるセッションで、OASISの「Don't Look Back In Anger」をカバー。彼らがこのツアーを通じて築いた絆を感じられる、素晴らしいパフォーマンスを披露した。なお、このライブの模様は2月23日(水)にスペースシャワーTVにて1時間半にわたりオンエアされる。
スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2011
2011年1月28日 赤坂BLITZ セットリスト
モーモールルギャバン
01. 細胞9
02. POP!烏龍ハイ!
03. ユキちゃん
04. ユキちゃんの遺伝子
05. サイケな恋人
cinema staff
01. AMK HOLLIC
02. 想像力
03. 第12感
04. daybreak syndrome
05. 優しくしないで
06. KARAKURI in the skywalkers
07. Poltergeist
plenty
01. 理由
02. 最近どうなの?
03. 人との距離のはかりかた
04. 拝啓。皆さま
05. 枠
[Champagne]
01. For Freedom
02. Yeah Yeah Yeah
03. Rocknrolla!
04. Don't Fuck With Yoohei Kawakami
05. city
EN. You're So Sweet & I Love You
セッション
01. Don't Look Back In Anger(オリジナル:OASIS)
スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2011
スペースシャワーTV 2011年2月23日(水)21:30~23:00
リンク
- [ スペースシャワー列伝 ] SPACE SHOWER TV
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音楽ナタリー @natalie_mu
列伝ツアー赤坂ファイナルで気鋭4組が渾身のステージ http://natalie.mu/music/news/44466