Ange☆Reve渡辺くるみ、2365日のアイドル人生締めくくった涙の卒業公演

Ange☆Reveが10月7日に東京・東京キネマ倶楽部にて渡辺くるみの卒業公演「Ange☆Reve渡辺くるみ卒業LIVE～ラストくるみん～」を行った。

卒業と共に芸能界を引退する渡辺の最後のステージを見届けようと、会場には約600人のファンが集結。90分間にわたって繰り広げられたライブでは、アンコール3曲を含む彼女が決めたセットリスト全20曲が披露された。

最初のMCでは渡辺が「私がアイドルとして最後のステージです。私のアイドル人生後悔はまったくないので、皆さんも後悔を残さず盛り上がっていきましょう！」と話し、フロアは序盤からヒートアップ。ファンは彼女のイメージカラーである青色のサイリウムを振ってライブを楽しんだ。渡辺のソロコーナーでは彼女が最も好きなグループと公言していた℃-uteの「キャンパスライフ～生まれて来てよかった～」のカバーが披露され、曲の最後には℃-uteとつんく♂のお面をつけたメンバーが登場して観客の笑いを誘った。またこの日はAnge☆Reveの元メンバーや、渡辺が以前所属していたアイドルグループであるchoice?の元メンバーとのコラボレーションも行われた。

ライブの途中にはファンが制作した渡辺のアイドル人生を振り返る映像がサプライズで上映され、7人は思わず涙。映像のエンドクレジットには「渡辺くるみがアイドルだった日 2365日」という文字が映し出された。ライブ本編終了後「くるみん」コールに応えて水色のワンピース姿で再登場した渡辺は、改めてファンとメンバーに感謝の気持ちを告白。「Ange☆Reveの3年半、楽しいことばかりじゃなく嫌なこともいろいろなことがありましたが、メンバーとの絆がそれらを解決してくれました」「ファンの皆さんは本当に本当にアイドルとしての渡辺くるみを愛してくれてありがとうございました！」と涙を流しながら語った。

その後7人は11月29日にリリースするニューシングルの表題曲「星空プラネタリウム」を披露。ラストは「勇敢な恋のセレナーデ」で渡辺の卒業公演の幕を閉じた。