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ももクロ高城&芸人永野、お笑いライブ通して2人は親友に

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高城れにと永野。

高城れにと永野。

高城れにももいろクローバーZ)とお笑い芸人・永野が6月10日に東京・ヤクルトホール、11日に東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで、「エキセントリックコミックショー」と称したお笑いライブ「永野と高城。」を開催。この記事では昨日11日に行われた最終公演の模様を紹介する。

「永野と高城。」は永野が長い間、高城にラブコールを送った末に実現したお笑いライブ。高城は「パラパラの練習をする女と尻の穴から拳が抜けなくなった男」「無理やり『ヨーデルおじさん』という人のファンになって同世代とセンスの差別化を図ろうとする人」「餅がのどに詰まった新沼謙治」「歯が無いれにちゃん、こんにちは!」といったクセのあるネタの数々を永野と共に演じた。

永野の代表ネタ「浜辺で九州を一人で守る人」では、普段は1人の永野だけでなく高城も銃を担いで登場。九州出身以外の人間を上陸させないよう浜辺で見張りをしていたが、高城は「紫好きに悪い人はおらんけんねー」とももクロの高城以外のメンバーカラーである百田夏菜子の赤、玉井詩織の黄、佐々木彩夏のピンク、有安杏果の緑のグッズを身に着けた人を標的にして客席へと攻め込んでいく。黄色のTシャツを着た観客が「実はあーりん推しです」と答えると、高城は「しおりんに恥かかせやがって!」と容赦なく銃を向けて会場を沸かせた。そんな高城の姿を見ていた永野は「九州のネタ、あなたがやったほうが面白いわ(笑)」と舌を巻いていた。

また永野曰く「これまで出会った中でもっとも純真」な高城の心の闇を明かし、浄化するというコンセプトのコーナーでは、2人が「親友とそうじゃない友達との違い」「泣きたい夜の過ごし方」などをテーマにトーク。「親友なんかいない」と言う永野は、「え、じゃあ私たちは?」と問いかけてきた高城を「やり口がキャバ嬢! 蕨にこういうキャバ嬢いた!」と振り払う。それでも高城は「私が今日から永野さんの親友になります!」と宣言し、客席から「ダメ!」という意地悪な声が上がると「つまみ出せ!」とさっそく親友を守る姿勢を見せた。このほか2人は、バラエティ番組「鶴ちゃんのプッツン5」のように気持ちのよいタイトルコールで盛り上がろう、というだけのシュールなコーナーや、ユニークな役者たちを迎えた「れにちゃんがごきげんになるコント」、ネタに登場する人物を掘り下げる映像などで、たっぷりと3時間にわたって来場者を楽しませた。

お笑いライブがエンディングを迎えると、「終わっちゃいましたねえ……」と感慨にひたっていた高城。彼女はももクロのメンバーとして自分の取り柄がなんであるか、自分に何ができるのかなどをいろいろと思案していた頃、永野からオファーを受けたという。「こうして私にスポットライトを当ててくれたことで、勉強になったこともたくさんあるし、今までの私になかったものをたくさん引き出してもらえました……本当にありがとうございます」と涙ながらに語っていた。一方永野は高城から「あの、厚かましいんですけど……またやってもいいですか?」と尋ねられ、「それだけを糧に生きていける!」と喜びを爆発させる。興奮を隠せない永野は「必ず……死なないでください!」と叫び、高城は「健康第一!」とそれに続いた。こうして2人は再会を胸に「永野と高城。」を大団円へと導いた。

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