これは本日12月6日に東京・ステラボールにて開催された、約7年半ぶりのWaTのワンマンライブ「WaT 10th Anniversary Live 2015」の1回目公演にて発表されたもの。小池徹平は解散は2人で話し合って導いた決断と説明し、「活動休止期間に貫き通したいものが見えてきた。正直WaTで100%を出し切るのが厳しくなってきた」と涙をこらえて解散の理由を語る。続けてウエンツ瑛士は涙を流しながら「各々の力でファンを必ず幸せにすると約束します」も力強く宣言した。その後2人は「今の僕たちの気持ちを歌います」と前置きし、ベストアルバムに収録される新曲(タイトル未定)を披露した。
公演後には囲み取材が行われた。記者から「結成から今までの思い出は?」と聞かれると、ウエンツは「人があまり集まっていない」と聞かされていたデビューイベントに向かう車中と回答。「イベントよりも、小鹿のように震えて移動していたことが記憶に残っています」と当日を振り返る。小池はメジャーデビューから最短で出場が決まった「NHK紅白歌合戦」だと答え、マイクが倒れても歌い続けたことや観客から自然と手拍子が発生したことなどを愛おしそうに回想した。また2人は、最後の公の場として、新作リリース日の翌日である2月11日にイベントを実施することを明かす。そして最後にウエンツが「僕らは前を向いて各々活動していきますし、これからはウエンツ瑛士、小池徹平として、ファンの皆さんに恩返ししていきたいです」とファンへメッセージを贈った。
WaTは2002年に活動を開始。2005年11月に「僕のキモチ」でメジャーデビューし、同年12月には「NHK紅白歌合戦」に出場した。その後もCDのリリースやライブ活動を重ねていたが、互いのソロ活動が忙しく、2010年9月発売のシングル「24/7~もう一度~」以降ユニットでの活動は行っていなかった。今年2月に再始動を発表し、本日、2008年5月の東京・日比谷公会堂公演以来およそ7年半ぶりにライブを開催した。
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