浸水被害受けたDOMMUNE復旧支援プロジェクト始動、支援者には41時間分の番組映像

ライブストリーミングスタジオ・DOMMUNEが9月上旬に発生した台風18号に伴う集中豪雨で床上浸水被害を受けたことにより、復旧支援プロジェクト「DOMMUNE水害支援2015 / #SAVE_DOMMUNE 2015」が支援金を募集している。

DOMMUNEは今回の水害によって配信機材や音響機材、フロアなどが浸水。さらに漏電による二次災害も懸念されており、現在スタジオは復旧工事に追われている。しかし開局以来5年半の間に配信されてきた5000時間におよぶ3000本の番組のアーカイブは無事だったという。

今回の支援プロジェクトは、大友良英が立ち上げた「プロジェクトFUKUSHIMA!」と七尾旅人が開発に携わった配信システム「DIY STARS」によって企画されたもの。オフィシャルサイトから500円以上の支援を行うと、「お見舞返し」としてDOMMUNE主宰の宇川直宏がセレクトした約41時間分の名作アーカイブ「DOMMUNE神回詰め合わせSET / 41HOUERS!!!!!!!」を入手することができる。ここで集まった支援金は全額DOMMUNEのスタジオ復旧に充てられる。

なおDOMMUNEスタジオは現在工事中だが、東京・UNICEと東京・SOUND MUSEUM VISIONをサテライトスタジオとしてすでに番組の配信を再開している。機材は水没してしまったので、宇川とスタッフの私物、そしてレンタルで補うとのこと。本日9月17日はSOUND MUSEUM VISIONから配信が行われ、19:00～21:00の前半にDJ KRUSHとtha BOSS（THA BLUE HERB）が登壇。DJ KRUSHの11年ぶりのアルバム「Butterfly Effect」、およびtha BOSSの初ソロアルバム「IN THE NAME OF HIPHOP」の発売記念特番を放映する。また21:00～24:00の後半はコール・スーパーとHARUKA（FUTURE TERROR）がパフォーマンスを披露する。