5バンド熱演！スプリット盤携え「BONEDS TOUR」開幕

AIR SWELL、BLUE ENCOUNT、MY FIRST STORY、SWANKY DANKが1月3日に東京・TSUTAYA O-EASTにて全国ツアー「BONEDS TOUR」の初日公演を行った。

このツアーは4バンドによるスプリットアルバム「BONEDS」の発売を記念して企画されたもの。ソールドアウトとなったこの日はゲストにAnother Storyを迎え、全5バンドが満員のTSUTAYA O-EASTで熱演を繰り広げた。トップバッターを務めたのはAnother Story。KeiGo（Vo）が「あけましておめでとう。今日はちょっぴり嫉妬もありつつ、悔しい気持ちもありつつ」とスプリットアルバムに参加できなかった胸の内を明かし「でも大半のみんなの2014年の1stライブが俺らだから！」と語ると、バンドは初っ端から激しいパフォーマンスを見せ、場内の温度を一気に引き上げた。

続くSWANKY DANKは1曲目から観客のジャンプを求め会場を揺らす。YUICHI（Vo, G）が「BONEDS TOUR初日、そんなもんじゃねえよな？ まだまだ来れるんだよな？」とさらに煽ると、観客はコール＆レスポンスに盛大な歓声で応える。その後もバンドはアップテンポなナンバーを畳みかけ、会場にダイブやサークルモッシュを発生させた。3番手としてパワフルなプレイでライブの幕を開けたのはAIR SWELL。彼らは休む間もなく、次々と疾走感あふれる楽曲やダンサブルなナンバーを披露していく。最後はhamaken（Vo, G）が自身のマイクをフロアに投げ入れ、オーディエンスとの大合唱でそのステージを締めくくった。

続いて登場したのはBLUE ENCOUNT。田邊駿一（Vo, G）は年末が慌ただしく、気付かぬうちに2014年を迎えていたことを明かして「ここでカウントダウンして2014年を迎えてもいいですか？」とオーディエンスに呼びかける。そしてカウントダウンを行い会場が一体感に包まれると「2014年最初の歌を歌おうぜー！」と叫んでキャッチーなナンバーをドロップ。会場には盛大なシンガロングが発生した。ラストナンバーでは田邊が「今年もあんたが泣けば一緒に泣くし、あんたが怒れば一緒に怒るし、あんたが笑えば一緒に笑うから忘れないでください」と観客に熱く語りかけた。この日のトリを務めたMY FIRST STORYは序盤からHiro（Vo）、Sho（G）、Teru（G）、Nob（B）がステージ上を縦横無尽に動き回り、重厚なビートを刻むMasack（Dr）と息の合ったプレイを見せる。Hiroが「2014年の気合いを見せてくれますか？」と煽り、ウォールオブデスやダイブを発生させたかと思えば、MCではお年玉として突然飴をフロアに投げ入れファンと交流する一面も。アンコールで再びステージに登場した5人はラストナンバーをプレイ。最後にはHiroがフロアにダイブし、大団円のうちにこの日のステージを締めくくった。

なおこのツアーでAIR SWELL、BLUE ENCOUNT、MY FIRST STORY、SWANKY DANKの4バンドは2月5日の東京・UNIT公演まで約1カ月にわたり全国を回る。各地で彼らがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしておこう。

BONEDS TOUR

2014年1月3日（金）東京都 TSUTAYA O-EAST
2014年1月13日（月・祝）北海道 cube garden
2014年1月15日（水）宮城県 仙台MACANA ※ソールドアウト
2014年1月27日（月）愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2014年1月28日（火）大阪府 梅田CLUB QUATTRO
2014年1月30日（木）福岡県 LIVE HOUSE CB
2014年2月1日（土）広島県 広島CLUB QUATTRO
2014年2月2日（日）香川県 DIME
2014年2月5日（水）東京都 UNIT
＜出演者＞
AIR SWELL / BLUE ENCOUNT / MY FIRST STORY / SWANKY DANK