東北ジャムで豪華17組熱演「またハイスタでAIR JAMを」

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「東北にもっともっと光を!!」をスローガンに掲げ、宮城・石巻Oneparkで11月23、24日に音楽フェスティバル「東北ジャム2013 in 石巻」が開催された。このイベントは2012年に宮城で開催された「AIR JAM 2012」の意思を引き継いだもので、石巻の有志とともに企画運営され、毎年東北で継続していくことを目指している。

NAMBA69のライブの模様(Photo by Teppei)

NAMBA69のライブの模様(Photo by Teppei)

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会場となった石巻Oneparkは、東日本大震災の津波で設備が流された水産加工会社の冷凍倉庫を3年間の期間限定で借り、「AIR JAM 2012」で使用されたスケートランプを設置したスケートパーク。「東北ジャム2013 in 石巻」はこの屋内ステージのほかチケットを持っていなくても楽しめるアウトドアフリーエリアも設けられ、細美武士やHUSKING BEEのアコースティックライブに加え、地元バンドのライブも行われた。

屋内ステージには、1日目はKen YokoyamaMAN WITH A MISSIONlocofrank、THE BONEZ、coldrain、2日目はBRAHMANNAMBA69THE BAWDIESRHYMESTERSiM、JASONSが出演。初日のトリを務めたKen Yokoyamaはステージから客席に向け「復興は進んだが心の傷はなかなか癒せないと思う。戦うのは東北に住んでいる自分自身しかない。だけど、自分たちアーティストもやれることはやる!」と熱く語った。また途中、Hi-STANDARDのメンバーである難波章浩をステージに呼び「できればまたHi-STANDARDで『AIR JAM』をやろう!」と投げかける一幕もあった。

2日目は、難波章浩がNAMBA69のライブの冒頭で「すばらしいイベント。すばらしい祭。みんなで力を合わせるとすばらしいことになる」と2日間を回想。途中、アウトドアフリーステージにも出演した石巻出身バンド・ANCHORに自身の楽器を渡し、大勢の観客の前で1曲演奏してもらうというプレゼントを彼らに贈った。最後は「輝いていこう! 東北が輝いていくのを見ていこう! 東北にもっともっと光を!!」という力強い言葉のあとにHi-STANDARDの「STAY GOLD」を演奏。会場は最高潮の盛り上がりとなった。

2日間のトリであるBRAHMANは冒頭からRHYMESTERとのセッションを2曲披露。MCでは被災した人や震災で亡くなった人への思いを語り、会場にも被災した人々がたくさん来ていることを伝えた。そして最後に「政治家、実際にこのようなイベントに参加し復興活動に動いているバンド、このOneparkを作った人。自分の目、耳で確かめろ。耳を貸すべきは誰だ?」と観客に問いかけ、イベントを締めくくった。

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