くるり、15周年ツアーでモチ投げながら新旧20曲披露

2013年11月14日 12:12 260 1 音楽ナタリー編集部

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くるりの全国ツアー「15th Anniversary くるり『Remember me』リリースツアー～モチを投げます～」の最終公演が、11月12日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて開催された。

岸田繁（Vo, G）（撮影：久保憲司）

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佐藤征史（B）（撮影：久保憲司）

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ファンファン（Tp, Key）（撮影：久保憲司）

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くるり「15th Anniversary くるり『Remember me』リリースツアー～モチを投げます～」東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の様子。（撮影：久保憲司）

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ダブルアンコールで位置を入れ替わった岸田とBOBO。（撮影：久保憲司）

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今回のツアーはメジャーデビュー15周年記念シングル「Remember me」のリリースに伴い行われたもの。ステージに小走りで登場した岸田繁（Vo, G）は「皆さんこんばんは、くるりです」と挨拶をして「東京レレレのレ」からライブをスタートさせる。代表曲「ワンダーフォーゲル」や疾走感のある「虹色の天使」を演奏した後、岸田の「ゲストの方に登場していただきましょう！」という呼びかけで高田漣（G, Pedal Steel）が登場。雄大な雰囲気の「ブレーメン」が奏でられると、会場には大きな拍手が鳴り響いた。

その後メンバーはディストーションギターや岸田のシャウトが印象的な「石、転がっといたらええやん」「リルレロ」といったハードロックナンバーを見せつけたかと思えば、ミディアムテンポの「LV30」「温泉」を軽やかに演奏。緩急のあるステージを展開していく。MCタイムでは佐藤征史（B）の合図でモチを投げることに。岸田が「金髪のクリエイター風の人がモチを投げる姿はあまり見れないですよね」と言うと、佐藤は「ミュージシャンでステージからモチを投げたことある人はたぶん僕らだけですよ」と胸を張った。

続くパートでは新曲が連発された。バンドはファンファン（Tp, Key）のトランペットが郷愁を誘う「Remember me」や、そのカップリング「TIME」、「チオビタドリンク自転車」篇のCMソングとしてオンエアされている新曲「Loveless」をプレイしていく。ラストは初期ナンバー「虹」「街」を力強いバンドサウンドで奏で、「ロックンロール」で本編を締めくくった。

アンコールで登場したメンバーは再びモチ投げを実施。その後「ロックンロール・ハネムーン」「WORLD'S END SUPERNOVA」でフロア中のオーディエンスを踊らせ、「奇跡」をしっとりと歌い上げた。そしてダブルアンコールでは岸田がドラムを、BOBO（Dr）がボーカルを担当する驚きの展開に。会場がざわつく中、BOBOが「東京」のメロディに乗せて「♪お台場の街に出て来ませんでした」とワンフレーズのみ歌うと、場内は爆笑に包まれた。その後2人は定位置に戻って「東京」をパフォーマンス。温かい空気に包まれながらライブは終了した。

くるり「15th Anniversary くるり『Remember me』リリースツアー～モチを投げます～」2013年11月12日東京都 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. 東京レレレのレ
02. ワンダーフォーゲル
03. コンバット・ダンス
04. 虹色の天使
05. 愛なき世界
06. ブレーメン
07. トレイン・ロック・フェスティバル
08. 石、転がっといたらええやん
09. リルレロ
10. LV30
11. 温泉
12. Remember me
13. Time
14. Loveless
15. 虹
16. 街
17. ロックンロール
＜アンコール＞
17. ロックンロール・ハネムーン
18. WORLD'S END SUPERNOVA
19. 奇跡
＜ダブルアンコール＞
20. 東京