「赤坂芸術祭2025」がスタート、オープニングレセプションに中屋敷法仁ら登場

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「赤坂芸術祭2025」が、昨日10月5日に東京・赤坂サカスで開幕した。

中屋敷法仁

中屋敷法仁

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「赤坂芸術祭」は、“テント芝居”を通して新たな文化発信、文化交流を図ることを目的に昨年、「赤坂舞台芸術祭」としてスタートしたイベント。赤坂サカスに建てられた新宿梁山泊の紫テントを会場に、メイン公演として10月16日まで、中屋敷法仁演出の「血は立ったまま眠っている」が上演される。また19日には若手団体がテント芝居に挑む“challenge”公演、20日から26日まで、次世代を担う中堅団体がテント芝居を行う“crossing”公演が開催されるほか、演劇以外のアート、芸能の催しも予定されている。

松岡智子

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昨日のオープニングレセプション第1部は、アーティストの松岡智子によるライブペインティングからスタート。会場には紫テントにちなみ、紫のキャンバスが用意されており、松岡はピアニストの福田基、ジャンベ奏者の茂呂剛伸が奏でる音楽とのコラボレーションで、リズムに乗りながら、約1時間にわたってキャンバスに色を重ねた。完成後、松岡は本作に込めた思いについて、芸術祭のテーマである“crossing”に合わせ、飛び散る火花によってこの場に居合わせた1人ひとりの人生が一瞬交差する様子を表現したこと、また赤坂の街の名前の由来になったという茜草をあしらったことを明かした。

オープニング第2部では、本芸術祭のアクターズアンバサダー・川村若菜が司会を担当。芸術祭の開幕を盛り上げるチンドン屋が、太鼓を打ち鳴らしながら出席者とのコールアンドレスポンスで会場のボルテージを上げ、にぎやかに演奏しながら赤坂の街へと繰り出した。

「赤坂芸術祭」の石本千明実行委員長。

「赤坂芸術祭」の石本千明実行委員長。 [拡大]

港区の清家愛区長。

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またオープニングでは、「赤坂芸術祭」の石本千明実行委員長からのあいさつや、アクターズアンバサダー・塩坂真希による「赤坂芸術祭」の主題歌「記憶のキトン」の歌唱披露のほか、港区の清家愛区長による、本イベントへのエールも。さらに参加団体によるプログラムの説明も行われ、「血は立ったまま眠っている」演出の中屋敷が、舞台衣裳にメイクをした姿で登場し、寺山修司の初期戯曲である本作の魅力と、テントで同作を上演することの意義を語った。

「赤坂芸術祭2025」は10月26日まで。上演作品のラインナップについては、イベントの公式XとFacebookのアカウントを確認しよう。

テンミニ!

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「赤坂芸術祭2025」

2025年10月5日(日)~26日(日)
東京都 赤坂サカス ほか

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河村若菜 @wakka1228

@stage_natalie 河村若菜です…

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