舞台はアイルランドのある小さなパブ。常連の男たちが集う中、都会から1人の女がやって来て、突然、彼女自身の人生のある重大な出来事を話し始め……。出演者には
上演に向けて桐山は「『The Weir』の登場人物たちは酒を手に、地元の怪談や超自然的な体験、そして個人的な経験を語ります。この『語る』という行為は、演劇という表現形式の成り立ちを考えた時になくてはならない要素です。今回は、その『語る』という行為を劇中の人物たちの行為だけに収めず、出演者は勿論のこと、劇壇ガルバという有機的な稀有な集まりのメンバー全員で、この『The Weir』という物語を『語る』というスタイルで上演できないか。そうすることで、より直接的に観客の皆さんとこの『語る』という行為の有用性を共有できないかと考えています」とコメント。
山崎は「『語る』という行為は自分自身を見つめる行為であり、同時に他者と繋がり合う行為でもあると思っています。とかく分断の時代と言われている昨今、この『語る』『語り合う』という演劇的には根源的な手法が何かしらの切り口、糸口にならないだろうかと考えたわけです。その試みを以前からやってみたかったこのアイルランド作家の戯曲を通して実践してみようと思い立ちました。キャストは以前から劇壇ガルバに出ていただきたかった伊勢佳世さんをはじめ、2回目の長谷川朝晴さんと上村聡さん、そして初共演で以前から気になっていた若手の田中穂先さん。この人の語りを聞いてみたいという方々に参加して貰います。そして、翻訳と演出は『THE PRICE』の名コンビ、髙田曜子さん(翻訳)と桐山知也さん(演出)に託し、更に頼りになるスタッフも集まってくれました。ぜひ、『語り合う』ことで『わかりあう』体験を共有していただきたいと思います。劇場でお待ちしています」と思いを述べた。
チケットの詳細などは今後の発表を待とう。
劇壇ガルバ 第7回公演「The Weir~堰~」
開催日程・会場
2026年2月5日(木)〜15日(日)
東京都 ザ・スズナリ
スタッフ
出演
※初出時、タイトルに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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劇壇ガルバ公式 @gekidangalba
劇壇ガルバ 次回公演
2026年2月5日(木)〜15日(日)
@ザ・スズナリ
ザ ウィアー せき
「The Weir ~堰~」
の情報をナタリーさんに
掲載頂きました!
作:コナー・マクファーソン
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