劇壇ガルバ次回公演は新訳で挑む「The Weir~堰~」演出は桐山知也

4

1

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 0 0
  • 1 シェア

劇壇ガルバ 第7回公演「The Weir~堰~」が来年2月5日から15日まで東京のザ・スズナリにて上演される。

劇壇ガルバ 第7回公演「The Weir~堰~」ビジュアル

劇壇ガルバ 第7回公演「The Weir~堰~」ビジュアル

大きなサイズで見る

劇壇ガルバ山崎一が主宰する団体。今回は、コナー・マクファーソンの「The Weir」を髙田曜子の新訳、桐山知也の演出で立ち上げる。

舞台はアイルランドのある小さなパブ。常連の男たちが集う中、都会から1人の女がやって来て、突然、彼女自身の人生のある重大な出来事を話し始め……。出演者には伊勢佳世上村聡長谷川朝晴田中穂先そして山崎が名を連ねた。

上演に向けて桐山は「『The Weir』の登場人物たちは酒を手に、地元の怪談や超自然的な体験、そして個人的な経験を語ります。この『語る』という行為は、演劇という表現形式の成り立ちを考えた時になくてはならない要素です。今回は、その『語る』という行為を劇中の人物たちの行為だけに収めず、出演者は勿論のこと、劇壇ガルバという有機的な稀有な集まりのメンバー全員で、この『The Weir』という物語を『語る』というスタイルで上演できないか。そうすることで、より直接的に観客の皆さんとこの『語る』という行為の有用性を共有できないかと考えています」とコメント。

山崎は「『語る』という行為は自分自身を見つめる行為であり、同時に他者と繋がり合う行為でもあると思っています。とかく分断の時代と言われている昨今、この『語る』『語り合う』という演劇的には根源的な手法が何かしらの切り口、糸口にならないだろうかと考えたわけです。その試みを以前からやってみたかったこのアイルランド作家の戯曲を通して実践してみようと思い立ちました。キャストは以前から劇壇ガルバに出ていただきたかった伊勢佳世さんをはじめ、2回目の長谷川朝晴さんと上村聡さん、そして初共演で以前から気になっていた若手の田中穂先さん。この人の語りを聞いてみたいという方々に参加して貰います。そして、翻訳と演出は『THE PRICE』の名コンビ、髙田曜子さん(翻訳)と桐山知也さん(演出)に託し、更に頼りになるスタッフも集まってくれました。ぜひ、『語り合う』ことで『わかりあう』体験を共有していただきたいと思います。劇場でお待ちしています」と思いを述べた。

チケットの詳細などは今後の発表を待とう。

この記事の画像(全1件)

劇壇ガルバ 第7回公演「The Weir~堰~」

開催日程・会場

2026年2月5日(木)〜15日(日)
東京都 ザ・スズナリ

スタッフ

作:コナー・マクファーソン
翻訳:高田曜子
演出:桐山知也

出演

伊勢佳世 / 上村聡 / 長谷川朝晴 / 田中穂先 / 山崎一

公演・舞台情報

※初出時、タイトルに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

読者の反応

  • 4

劇壇ガルバ公式 @gekidangalba

劇壇ガルバ 次回公演

2026年2月5日(木)〜15日(日)
@ザ・スズナリ

ザ ウィアー せき
「The Weir ~堰~」

の情報をナタリーさんに
掲載頂きました!

作:コナー・マクファーソン

#髙田曜子 #桐山知也
#伊勢佳世 #上村聡
#長谷川朝晴 #田中穂先
#山崎一

https://t.co/4XLDSahuP8

コメントを読む(4件)

劇壇ガルバのほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 劇壇ガルバ 第7回公演「The Weir~堰~」 / 劇壇ガルバ / 高田曜子 / 桐山知也 / 伊勢佳世 / 上村聡 / 長谷川朝晴 / 田中穂先 / 山崎一 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします