大石将弘らのきくたびプロジェクトが、函館美術館と江戸東京たてもの園でWS

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大石将弘と青年団・山本雅幸、視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップが進行役を務める2つのワークショップが8月と9月に開催される。

きくたびプロジェクトより。(撮影:中島佑輔)

きくたびプロジェクトより。(撮影:中島佑輔)

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江戸東京たてもの園

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8月21日に北海道・函館美術館で開催されるのは「今日のできごとを、声でささやかに上演する」ワークショップ。「つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人―たとえば、『も』を何百回と書く。巡回展」内のイベントとして開催され、目が見える人と見えない人が作品を囲んで語り合い、声に耳を傾けながら作品を鑑賞するもので、そこから生まれた言葉や感覚、気持ちから“聴く演劇”という音声を立ち上げる。

大石将弘

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9月14日に東京・江戸東京たてもの園で開催されるのは「たてもの園の風景と空想から『聴く演劇』をつくるワークショップ」。こちらは目が見える人と見えない人がたてもの園を散策し、そこにあるものや風景から空想を広げて“聴く演劇”という音声を立ち上げるもの。

山本雅幸

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開催に向けて大石は「きくたびプロジェクトは、2018年に横浜美術館での音声創作と展示を皮切りに継続的に活動していて、今年はワークショッププログラムを開発して実施しました。そして8月に函館美術館、9月に江戸東京たてもの園でのワークショップも実施します。まだまだ小さな取組みですが、これからも様々な場所の風景と出会って、そこに集まった人たちの声を重ね合わせ、ささやかな演劇を作ってみたいと思っています。どこかで体験していただけたら嬉しいです」とコメントした。

「今日のできごとを、声でささやかに上演する」ワークショップは定員に達し次第締切、

「たてもの園の風景と空想から『聴く演劇』をつくるワークショップ」は8月22日13:00に受付締切となる。

大石将弘コメント

俳優としての活動において、そこに集まった人たちと、その場所にあるものを使って、どんな時間とコミュニケーションを重ねれば、おもしろい演劇ができるかを考えています。

目の見えない人と見える人が、美術館に集まって、お喋りを重ねて生まれたのが「きくたびプロジェクト」の音声です。

きくたびプロジェクトは、「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」という団体とともに立ち上げた、目の見えない人と見える人が協働する企画です。

創作した音声を、美術作品や風景の前に身を置きながら聴くことで、音声と風景と「私」が重なって、演劇的で不思議な体験が生まれます。

いつかどこかの音声と、今ここにある風景、それらをつなぐ「私」の想像力によって立ち上がる演劇です。

きくたびプロジェクトは、2018年に横浜美術館での音声創作と展示を皮切りに継続的に活動していて、今年はワークショッププログラムを開発して実施しました。そして8月に函館美術館、9月に江戸東京たてもの園でのワークショップも実施します。

まだまだ小さな取組みですが、これからも様々な場所の風景と出会って、そこに集まった人たちの声を重ね合わせ、ささやかな演劇を作ってみたいと思っています。

どこかで体験していただけたら嬉しいです。

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「今日のできごとを、声でささやかに上演する」ワークショップ

2025年8月21日(木)
北海道 函館美術館

進行役:大石将弘山本雅幸、視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ

「たてもの園の風景と空想から『聴く演劇』をつくるワークショップ」

2025年9月14日(日)
東京都 江戸東京たてもの園

進行役:大石将弘、山本雅幸、視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ

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