梶原善と鈴木絢音が父娘演じる、朗読劇「父と暮せば」岡本貴也の演出で

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梶原善鈴木絢音が出演する「朗読劇 父と暮せば」が、11月7日から10日まで東京・新宿シアタートップスにて上演される。

左から梶原善、鈴木絢音。

左から梶原善、鈴木絢音。

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「朗読劇 父と暮せば」仮チラシ

「朗読劇 父と暮せば」仮チラシ[拡大]

これは、1994年にこまつ座で初演された井上ひさし「父と暮せば」を、岡本貴也が演出する朗読劇。劇中では、1948年の広島を舞台に、原爆で父を亡くした美津江(鈴木)と、霊となって現れた父・竹造(梶原)の物語が描かれる。

チケットの一般販売は10月1日12:00にスタート。梶原、鈴木、岡本のコメントは以下の通り。

梶原善コメント

毎年、新聞・テレビ・本などで原爆の悲惨さにふれます。

毎年、毎年ふれます。「本当に酷い」と思います……

思うだけで、 それ以上の事が出来ない自分に不甲斐なさを感じつつ翌年を迎えます。

そんな僕に井上ひさし先生の戯曲“父と暮せば”を朗読する機会を頂きました。

原爆投下時、 そしてそしてその後の父と娘の思いを綴ったお話です。

役者としてこの戯曲を朗読出来る事の感謝と、 そしてこの物語を通じて、

やっと僕も被爆者の方々の気持ちを伝える事が出来るのかなと思います。

皆様、是非、このお話を聞きに来てくださいです!

鈴木絢音コメント

この朗読劇のお話をいただいた時、私はとても悩みました。

私に演じ切れるだろうか、と。でも ここで逃げたら絶対に後悔する、そう思い、演じる覚悟を決めました。

精一杯演じさせていただきます。会場でお会いできますこと、楽しみしております。

岡本貴也コメント

わかったつもり、知ったつもりになっていました。けれど今初めてこの壮絶な戯曲と向き合い、

原爆は私にとってまだまだ対岸の火事だったのだなと思い知らされました。

この作品を作るには、俳優も演出家も当事者にならねばなりません。井上ひさしさんの残された思いを、

被爆者の願いを、少しでも客席に届けられたらなと思っております。

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朗読劇 父と暮せば

2024年11月7日(木)〜10日(日) ※公演終了
東京都 新宿シアタートップス

スタッフ

作:井上ひさし
演出:岡本貴也

出演

梶原善 / 鈴木絢音

公演・舞台情報
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※鈴木絢音が体調不良につき降板し、11月8日以降の公演は西尾まりが代役を務めます。

読者の反応

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潜水亭沈没@雑文屋 @zaikeinoginogi

超一流どころじゃん!
がんばりねー。 https://t.co/zdSfmisPeD

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