作劇をiakuの
「ワタシタチはモノガタリ」は、横山が書き下ろす“ファンタジックコメディ”。出演者には
肘森富子(江口)と徳人(松尾)は中学で文芸部に所属していたが、中学3年の夏に徳人が大阪から東京に引っ越して以来、15年間文通を続けてきた。2人は手紙の中で「30歳になってどっちも独身だったら結婚しよう」と、冗談交じりに“淡い約束”を交わす。しかし徳人は30歳を迎える年に職場の女性と結婚を決め、その結婚式で2人は15年ぶりに再会。富子は徳人への思いを隠して祝福し、「あなたに書いた手紙を全部ください」とお願いする。そして富子は、長きに渡る往復書簡の“富子”を“ミコ”(松岡)に、“徳人”を“リヒト”(千葉)という名に変え、脚色を加えてSNSに投稿し……。
横山は「『ワタシタチはモノガタリ』は、物書きとして注目されはじめた一人の女性の承認欲求が猛威を振るい、事実とエンタメの間で右往左往させられる人たちの滑稽さと悲哀を描きます。自分から、なるべく遠ざけるようがんばります!」とコメント。小山は「横山さんの作品を初めて演出させて頂きます。横山さんの台詞はビビッドでユーモア溢れ知的で、読むだけで、人物が躍動していると感じます」と語り、「素敵な作品になるように精一杯努めたいと思います」と意気込みを述べる。
チケットの一般販売は6月中旬を予定。また福岡・大阪・新潟公演が予定されている。横山、小山のメッセージ全文と、キャストからのコメントは以下の通り。
横山拓也コメント
PARCO劇場で、はじめての新作を書かせてもらいます。今回、エンターテイメントに振り切るというチャレンジを自分に課していますが、果たして完全にフィクションで塗り固めることはできるのか。どこかで僕自身の体験や本心が顔を出すかもしれない……いや、否が応でも出てしまうものです。「ワタシタチはモノガタリ」は、物書きとして注目されはじめた一人の女性の承認欲求が猛威を振るい、事実とエンタメの間で右往左往させられる人たちの滑稽さと悲哀を描きます。自分から、なるべく遠ざけるようがんばります!
小山ゆうなコメント
横山さんの作品を初めて演出させて頂きます。横山さんの台詞はビビッドでユーモア溢れ知的で、読むだけで、人物が躍動していると感じます。そんな、素敵な台詞を江口さん、松岡さん、千葉さんという超強力な三人が発する事になると思うとワクワクします。
又、信頼する松尾さんや入野さんと再びご一緒出来る事も嬉しいですし、演劇の世界で常に作品を支えいらっしゃる富山さん、尾方さん、橋爪さんとお仕事できる事も楽しみです。
素敵な作品になるように精一杯努めたいと思います。よろしくお願いします。
江口のりこコメント
初めてご一緒する演出家の小山ゆうなさん、劇作家の横山拓也さんとの舞台は、どのような舞台になるのか全くイメージが湧かなくて、そのことにワクワクしている自分がいます。
共演者のみなさんと、稽古場で色んな発見をしながら楽しんで舞台を作っていきたいと思っています。
松岡茉優コメント
ミコ役で出演させていただきます、松岡茉優です。物語のあらすじを伺ってから、ミコさんはどんなふうに話すかな、どんなふうに動くかな、と考えることがとても楽しいです。初めてご一緒する横山拓也さん、小山ゆうなさんの世界で、ミコさんの夢を叶えたいと思っています。江口のりこさん、千葉雄大さん、松尾諭さんをはじめ、尊敬する先輩方との時間を楽しめるよう、一層精進して参ります。
千葉雄大コメント
どんな作品でも、登場人物それぞれに、ご覧になるお客様なりの像があると思います。それを壊すのも寄り添うのもその作品の色だと思うのですが、この舞台がどんな色になるのかとてもたのしみです。イマジナリー彼氏はなかなかできない体験だと思うので、一生懸命頑張ります。
松尾諭コメント
横山さんの書く関西弁の台詞は軽妙で聞き心地が良く、いつかああいう台詞を口にしたい、と思っていたので念願叶ったりですが、今回に関しては正直なところ、江口さんが横山さんの書く台詞を話すのを聞くのが楽しみです。小山さんの演出は二度目となります。前回は太った猫の役でしたが、今回は人間の役なのでちょっとだけ進化した姿をお見せできればと思います。
PARCO PRODUCE 2024「ワタシタチはモノガタリ」
2024年9月8日(日)~2024年9月30日(月) ※公演終了
東京都 PARCO劇場
スタッフ
出演
※福岡・大阪・新潟公演あり。
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おぐりまさこ @maco_og
おおおおおおおおおお!!!!
横山さんの作品が!!!!!! https://t.co/Il0uB0in4r