PARCO PRODUCE 2023 ミュージカル「ジョン&ジェン」が、12月9日から24日まで東京・よみうり大手町ホール、26日から28日まで大阪・新歌舞伎座で上演される。
「ジョン&ジェン」は、「アダムス・ファミリー」「ビッグ・フィッシュ」などで知られるアンドリュー・リッパと、今作で初めて舞台作品の脚本と歌詞を手がけたトム・グリーンウォルドが創作し、1995年に初演されたミュージカル作品。1985年から現代にかけてのアメリカを舞台に、1幕では姉と弟の幼少期から青春期まで、2幕では母と息子のすれ違っていく人生が、2人の出演者により紡がれる。
日本初演となる今回は、市川洋二郎が演出・翻訳・訳詞・ムーブメントを担当し、
チケットの一般販売は、東京公演分が8月19日、大阪公演分は9月22日にスタートする。市川のコメント全文と、キャストからのメッセージは下記の通り。
市川洋二郎 コメント
人間は生きる過程で、色々な「荷物」を心の中に蓄積していきます。
友達と笑いあった春の午後。
太陽が燦々と煌めいた幼い夏の朝。
大事な人と過ごした温かな夕暮れ。
涙を流した寂しい夜明け。
二度と戻れない、決して帰ることの無い、あの日々。
そのひとつひとつが今の自分を形作っている大切な要素です。
これまで積み上げてきた時間が、私たちを未来へと導いてくれるのです。
けれど中には、心に暗い影を落とす思い出も無いわけではありません。
それは、深く胸をえぐり、じわじわとその奥深い所を侵食していきます。
もしかしたら「生きる」ということは、この世界の喜びを知ると同時に、その苦しみを味わい、それを乗り越えていく方法を学ぶための魂の試練なのかもしれません。
この作品との出会いが皆さんにとって、自らの旅路を振り返り「生きる」ということをお考えになる機会になることを祈っております。
森崎ウィン コメント
2人ミュージカル。
この言葉に心を奪われ運命だと感じ、今作のキャストの一員として加わらせて頂きました。
そして日本初演となる今作、初めて尽くしの内容に脚本を読むだけでワクワクが止まりません。
皆様の元に届くまで精一杯楽しみながら努めます。どうか、劇場に受け取りにお越し頂けると嬉しいです。
田代万里生 コメント
2幕ものの二人芝居ミュージカル! 共に出ずっぱりで歌いっぱなしのお相手は、濱田めぐみさんに新妻聖子さん。僕は、1幕では【弟のジョン】、そこから時が経った2幕では【息子のジョン】、名前は同じですが異なる2役を演じます。どちらも子供から大人のシーンまで演じますが、なんと冒頭の僕の登場シーンは5歳! 一体どうなってしまうのか!? 今からとても楽しみです。日常が非日常となる瞬間を、是非劇場で体感して下さい。
新妻聖子 コメント
ほぼ歌で紡がれる2人だけのミュージカルです。
私が演じるジェンは、
一幕は姉として弟を
二幕は母として息子を
不器用ながらも愛し、護りぬくと誓った女性。
毒親、思春期、トラウマ、子離れ。
誰もが必死に乗り越えるべきことに立ち向かいながら、より良い自分を目指して今を生きている。
人生のもどかしさや歓びを同じ空間で味わって頂けるような、そんな芝居になる予感がしています。
12月に劇場でお会いしましょう!
濱田めぐみ コメント
物語の構成に凄く興味が湧きました。音楽の素晴らしさと芝居の枠組みがシンプルだからこそ際立ってクッキリと見えてくる作品。
演じる役者、その時の環境によっても全く別物の舞台が存在するんだろうなと今から楽しみです。今までに無かったタイプの作品にチャレンジできる事、そしてキャストの新妻聖子ちゃん田代万里生くん、舞台初共演の森崎ウィンくんとガッツリお稽古して作り上げていく時間をとても楽しみにしております。
是非劇場へ私達と素敵な時間を過ごしにいらしてください!
PARCO PRODUCE 2023 ミュージカル「ジョン&ジェン」
2023年12月9日(土)~24日(日)
東京都 よみうり大手町ホール
2023年12月26日(火)~28日(木)
大阪府 新歌舞伎座
音楽:アンドリュー・リッパ
歌詞:トム・グリーンウォルド
脚本:トム・グリーンウォルド、アンドリュー・リッパ
演出・翻訳・訳詞・ムーブメント:市川洋二郎
出演:
※森崎ウィンと田代万里生、新妻聖子と濱田めぐみはそれぞれWキャスト。
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