五関晃一・戸塚祥太W主演「夜曲」本日開幕「ファンタジーの世界に飛び込んで」
2023年6月6日 11:50
15 ステージナタリー編集部
五関晃一(A.B.C-Z)と戸塚祥太(A.B.C-Z)がW主演を担う、大阪松竹座開場100周年記念「夜曲~ノクターン~」が本日6月6日に大阪・大阪松竹座で開幕する。これに先駆け昨日5日に、囲み取材とゲネプロ公開取材が行われた。
本公演では、1986年に初演された横内謙介の作品「夜曲 放火魔ツトムの優しい夜」が、中屋敷法仁の演出で立ち上げられる。新聞勧誘員にして放火魔の田山ツトム(五関)は、ある夜、幼稚園の廃墟に火をつけた。すると焼け跡から武士の田村十五(戸塚)が現れ、十五は700年前に悪霊と戦ったときの呪いで、長い眠りに落とされていたと言い……。
五関は「昨日松竹座に入らせていただき、かつてはできなかった楽屋を1人で堪能しています(笑)。Jr.の頃に立たせていただいた舞台に、主演として立たせていただけること、とても感慨深いです」と振り返り、「この作品は700年前と現代の2つの時代が交錯します。それぞれの価値観にギャップがありますが、どちらかが正しいと言うことではないと思います。そこを楽しんでほしいです」と観客に呼びかける。
戸塚は「大阪松竹座開場100周年記念の舞台に立てること、誇りに思っています。この作品はいろいろな要素がたくさん混じっていますので、劇場でしか体験できないファンタジーの世界に飛び込んでいただきたいと思います。まっさらな気持ちでご覧いただき、そのまま心に入ってくるものを受け取ってください。自分は殺陣のシーンがたくさんありますので、安全第一でがんばります!!」と気合十分にコメントした。
サヨ役の兒玉遥は「演劇を観たことがない方も楽しめる内容になっています。約1カ月間、毎日たくさんお稽古を積んできたので、練習してきたことを信じて精一杯がんばります」、千代姫役の相楽伊織は「実際に飾られた舞台を見て、改めて大きな舞台に立たせていただくんだと実感しました。キャスト・スタッフ全員で一丸となってがんばりますので、作品の世界を楽しんでいただければと思います」とそれぞれ意気込みを語る。
玉野尾役の愛原実花は「大阪松竹座は私にとって憧れの劇場です。花道での芝居や舞台セット、照明などもお楽しみいただきたいです。改めて稽古期間を思い返すと、毎日笑っていて、とても雰囲気が良かったなと思います。その良い雰囲気をお客様にお届けできたら」と振り返る。
黒百合役の河合雪之丞は「さまざまな分野の方たちが集まると、こんなにも素敵なものができあがるんだと知りました。横内さんらしい世界観がふんだんに取り込まれており、また中屋敷さんの演出で幅広い世代の方に楽しんでいただける内容になっています。ぜひお楽しみください」とアピールした。
公演は6月6日から22日まで大阪松竹座にて。
大阪松竹座 @osakashochikuza
ステージナタリー🖋
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