「垣根の魔女」久本雅美がおせっかいな“ミドリ婆さん”に「光栄でありがたい」

久本雅美が主演を務める「垣根の魔女」の製作発表が、昨日2月13日に東京都内で行われた。

大阪・大阪松竹座の開場100周年記念を記念して上演される「垣根の魔女」は、村野守美の同名マンガを、錦織一清の演出で舞台化するもの。劇中では、世話焼きで知恵の長けたミドリ婆さんが、近所の人たちの悩みに首を突っ込み、解決していくさまが描かれる。なお舞台化にあたり、物語の舞台は東京の下町から大阪に変更される。出演者にはミドリ役の久本のほか、室龍太、渋谷天笑、大和悠河、月丘七央、時津真人、洋あおい、ラサール石井、笠原章らが名を連ねた。

製作発表で久本は「新たな“おばあさん役”を演じさせていただくことが光栄でもありますし、ありがたく思っております。錦織さんとはさまざまな作品で何度もご一緒してきました。彼は本当に面白いですし、今回もスパイスの効いた演出で、お客様に楽しんでいただけるのではと今からワクワクしています。共演する皆さんとも、丁々発止しながら、うまいハーモニーを奏でることができれば」と話す。さらに「新型コロナウイルスの感染拡大もあり、コミュニケーションを取ることが難しい世の中ですが、作品を通してお客様に楽しかったな、人って良いなと思っていただけるよう、垣根を越えたお付き合いをするミドリ婆さんをはっちゃけながらも、がんばって務めたい」と意気込みを述べた。

公演は4月21日から30日まで大阪松竹座、5月1日に山口・宇部市渡辺翁記念会館、4日に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、6日に熊本・牛深総合センター、13日に静岡・富士市文化会館ロゼシアター 大ホールにて。