久本雅美×錦織一清が紡ぐ下町人情コメディ「大いにほっこりして」

「垣根の魔女」で主演を務める久本雅美と演出を手がける錦織一清の取材会が、昨日4月8日に行われた。

村野守美のマンガ「垣根の魔女」（小学館）は、世話好きのミドリ婆さんが奮闘する人情コメディ。大阪・大阪松竹座の開場100周年記念を記念して上演される舞台版には、久本のほか、室龍太、渋谷天笑、大和悠河、月丘七央、時津真人、洋あおい、ラサール石井、笠原章が出演する。

取材に参加した錦織は「今回は大阪の下町が舞台になるということで、僕自身も下町育ちですので、ノスタルジックな部分を作品に反映できると良いなと思っています。久本さんとは何度もお仕事でご一緒していますので、演出家として楽だというと語弊がありますが、個性とか、いろいろな良いところが出せるとさらに楽しい舞台になると思っています」とコメント。また、「自分でも早く観たくて楽しみになるような舞台ですので、たくさんの方に観ていただきたいです」と観客に呼びかけた。

一方の久本は「大阪松竹座開場100周年の記念すべき年に、錦織さんや豪華なキャストの皆さんと一緒に大阪の人情劇ができるというのは、本当に大変ありがたいことです。錦織さんのスパイスの効いた演出で、はっちゃけながら、皆さんに大いにほっこりしていただいて、ほろっとしていただいて、そして笑っていただければと思います。一生懸命がんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします」と意気込みを語った。

「垣根の魔女」は4月21日に大阪松竹座で開幕。その後、山口・福岡・熊本・静岡で上演される。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。