「垣根の魔女」スタート、主演の久本雅美「何度でも観に来てください」

「垣根の魔女」が、昨日4月21日に大阪・大阪松竹座で開幕した。

これは、村野守美のマンガ「垣根の魔女」（小学館）を原作に、久本雅美の主演、錦織一清の演出で舞台化するもの。原作マンガの時代設定は昭和だが、舞台版では現代に置き換えられ、大阪の下町で暮らす世話好きのミドリ婆さんの物語が展開する。出演者には久本のほか、室龍太、渋谷天笑、大和悠河、月丘七央、時津真人、洋あおい、ラサール石井、笠原章が名を連ねた。

初日公演のアフタートークで、ミドリ役の久本は「温かいお客さまに背中を押していただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。明日からもがんばろうって力もらいました。ありがとうございます」、錦織は「後ろの席で楽しませていただきました。久本さんがいる芝居は自動的に面白くなるからありがたいんですよね。そして今日、ここにいるお客様のおかげで舞台が完成しました」と初日の感想を語った。さらに2人は「今日初日が開きましたが、これからもどんどん進化していくと思いますので、 皆さま、何度でも観に来てください」（久本）、「今月は30日までここ大阪松竹座ですが、その後山口、福岡、熊本、静岡でも上演しますので、是非それぞれの場所で自由に楽しんでいただけたらと思います」（錦織）と、来場を呼びかけた。

「垣根の魔女」の大阪公演は4月30日までで、その後、山口・福岡・熊本・静岡で上演される。