Noismの新たな旅路「Der Wanderer」開幕に金森穣「未だかつて見た事もない地平へと」

Noism Company Niigata 2023 冬・新作公演「Der Wanderer―さすらい人」が、本日1月20日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 スタジオBで開幕した。

これは、昨年9月に新潟市の新レジデンシャル制度に則って、新たに2部門制での活動をスタートさせたNoismによる新作公演。芸術総監督の金森穣が演出振付を手がけ、シューベルトの歌曲をもとに創作した。出演者には、Noism0、Noism1の面々が名を連ねている。

開幕に際し、金森は「昨年の10月から創作を始めて、3ヶ月を費やして来た。メンバー一人ひとりと個別にスタジオに籠り、彼 / 彼女のために振付をし、稽古を積み重ねて来た。メンバーも私もやれることはやった。あとは客席が埋まるのを待つばかりだ。観客の眼差し（熱量）こそが、見たことのない彼らを引き出してくれる。彼ら自身が、未だかつて見た事もない地平へと誘ってくれるのだから。私はただ、客席でその姿を見守りたいと思う。Noismの新たな旅路を」とコメントした。

上演時間は約1時間10分。新潟公演は2月4日まで。本作はその後、24日から26日まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演される。