テーマは“人間と機械のあいだ”、山田うんと人工生命研究の池上高志が新プロジェクト開始

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Un Yamada × Takashi Ikegami「Shell of Time 時間の抜け殻~群れと拡張される記憶と身体」が、昨日12月17日に沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと 小劇場で開幕した。

「Shell of Time 時間の抜け殻~群れと拡張される記憶と身体」より。(撮影:上原愛)

「Shell of Time 時間の抜け殻~群れと拡張される記憶と身体」より。(撮影:上原愛)

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「Shell of Time 時間の抜け殻~群れと拡張される記憶と身体」より。(撮影:上原愛)

「Shell of Time 時間の抜け殻~群れと拡張される記憶と身体」より。(撮影:上原愛)[拡大]

振付家でダンサーの山田うんと、Alife(人工生命)研究の池上高志は、“人間と機械のあいだ”をテーマに対話を重ね、人間と機械のコミュニケーションによる新しい芸術表現を模索する中長期的なプロジェクトを立ち上げた。その第1回公演となる今回は、コンセプトを池上、作・構成・出演:山田、池上、演出・振付を山田が担当。作中には山田とロボットの群れ、VRなどによるパフォーマンスが展開する。

「Shell of Time 時間の抜け殻~群れと拡張される記憶と身体」より。(撮影:上原愛)

「Shell of Time 時間の抜け殻~群れと拡張される記憶と身体」より。(撮影:上原愛)[拡大]

沖縄・沖縄科学技術大学院大学(OIST)で約半年間過ごした池上は「OISTは、仮想世界かと思うほど青く澄んだ海に囲まれた美しい大学で、そこで優秀なスタッフや研究員と、将来の研究のための新しいアイデアを考えることができました。本日発表する作品は、そのアイデアの断片を、世界的に高い評価を受けているスーパーダンサーの山田うんさんとコラボレーションして表現したものです。このようなことが実現できたのは、山田うんさんのおかげだと、ここに深く感謝しています」とコメント。

「Shell of Time 時間の抜け殻~群れと拡張される記憶と身体」より。(撮影:上原愛)

「Shell of Time 時間の抜け殻~群れと拡張される記憶と身体」より。(撮影:上原愛)[拡大]

また山田は「機械と踊るなんて、相互作用があると言っても、所詮、大きな水槽の中で泳ぐ魚に、ガラス越しで話しかけるようなものなのではないか、と思っていたけれど、この作品中の装置ではそうではなく、機械は私の無意識の中に流れているけむりのようなものを動かし、 私の身体を、今とは何か別のカタチ、次元へと導いていきます」と、機械と“共演”する実感を語った。公演は明日12月18日まで。

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Un Yamada × Takashi Ikegami「Shell of Time 時間の抜け殻~群れと拡張される記憶と身体」

2022年12月17日(土)・18日(日)
沖縄県 那覇文化芸術劇場なはーと 小劇場

コンセプト:池上高志
作・構成・出演:山田うん、池上高志
演出・振付:山田うん

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Un Yamada @uncoubou

これまでにない景色だった https://t.co/ADltNbEwyq

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