ダンスを軸に立ち上げる、AAF戯曲賞受賞作「リンチ（戯曲）」演出は余越保子

第20回AAF戯曲賞受賞記念公演「リンチ（戯曲）」が、11月4日から6日まで愛知・愛知県芸術劇場 小ホールで上演される。

「リンチ（戯曲）」は、第20回AAF戯曲賞で大賞を受賞した羽鳥ヨダ嘉郎の戯曲。戦時下や戦後の日本をテーマにした文献の引用や、介護のシーンなどがコラージュされた本作が、ダンスを軸にした演出プランにより上演される。演出・振付・出演を担うのは、振付家・演出家・ダンサーの余越保子。振付コラボレーター・出演者には、垣尾優、Alain Sinandja、小松菜々子が名を連ねた。

上演に向けて、余越は「ボディが4つあるところから考えています。羽鳥さんの言葉は身体を突き動かすものが多く、主語がなくてダンスの感覚と同じ。戯曲のどこの文章を取っても、いくらでも踊れる楽しさとワクワク感の宝庫です」とコメントしている。チケット販売は10月7日10:00にスタート。