「KEX2022」スタート、サマラ・ハーシュ「わたしたちのからだが知っていること」開幕

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「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2022」が本日10月1日に開幕。また本日、サマラ・ハーシュ「わたしたちのからだが知っていること」が京都・京都芸術センター 講堂にて開幕する。

サマラ・ハーシュ「わたしたちのからだが知っていること」より。(撮影:吉本和樹)

サマラ・ハーシュ「わたしたちのからだが知っていること」より。(撮影:吉本和樹)

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サマラ・ハーシュはオーストラリア出身で現在はアムステルダムとメルボルンを拠点に活動する演出家。今作では性教育や身体についての知識の形成に着目し、関西在住のティーンエイジャーたちが“身体について大人に聞きたいこと”を問いかける。

サマラ・ハーシュ「わたしたちのからだが知っていること」より。(撮影:吉本和樹)

サマラ・ハーシュ「わたしたちのからだが知っていること」より。(撮影:吉本和樹)[拡大]

開幕に際しハーシュは「『わたしたちのからだが知っていること』は、ティーンエイジャーが大人に質問を投げかけるという構成の作品です。しかし、実のところ、ティーンエイジャーの視点や経験から大人も多くのことを学ぶことができるのです。これは、交流と対話への招待であり、こうした思いがけない出会いから生じうる革新的可能性を目にすることへの招待です。みなさんがここ京都での対話に加わってくださることを、とても楽しみにしています!」とコメントした。上演時間は1時間45分、公演は10月10日まで。

「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」は今回が13回目となる国際芸術祭。“ニューてくてく”をキーワードに、「Shows:国内外の先鋭的なアーティストによる作品を上演する」「Kansai Studies:京都および関西地域をアーティストとともにリサーチし、未来の創作基盤につなげる」「Super Knowledge for the Future [SKF]:トークやワークショップなど鑑賞とは異なるフォーマットで、舞台芸術に限らず先端的な思考に触れる」の3本柱を軸とした、さまざまなプログラムを展開する。

サマラ・ハーシュ コメント

KYOTO EXPERIMENTから招聘を受け、地元のティーンエイジャーたちと一緒に取り組んだ、日本版「わたしたちのからだが知っていること」の制作は、たいへんエキサイティングなものでした。

この一ヶ月間で関西と東京から来た16人のティーンエイジャーに出会い、オンラインで制作を行ってきましたが、彼らの思慮深さと好奇心には刺激を受けています。

「わたしたちのからだが知っていること」は、ティーンエイジャーが大人に質問を投げかけるという構成の作品です。

しかし、実のところ、ティーンエイジャーの視点や経験から大人も多くのことを学ぶことができるのです。

これは、交流と対話への招待であり、こうした思いがけない出会いから生じうる革新的可能性を目にすることへの招待です。

みなさんがここ京都での対話に加わってくださることを、とても楽しみにしています!

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「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2022」

2022年10月1日(土)~23日(日)
京都府 ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO ほか

サマラ・ハーシュ「わたしたちのからだが知っていること」

2022年10月1日(土)~10日(月・祝)
京都府 京都芸術センター 講堂

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