「てなもんや三文オペラ」では、差別と貧困、資本主義社会を風刺した
劇中では既報の通り、生田がアパッチ族の親分・マック(マック・ザ・ナイフ)を演じる。マックと対立関係にある“乞食の友商事”の社長ピーチャム役を渡辺、その妻シーリア役を根岸が務め、警察署長のブラウン役に福田、ピーチャムにそそのかされてマックを裏切る“娼婦”のジェニー役に福井、マックの子を身ごもっているルーシー役に平田がキャスティングされた。さらに原作ではピーチャムの一人娘として設定されているマックの恋人・ポリーを、今回は一人息子のポールに置き換えて上演。同役を務めるのはウエンツだ。
生田とウエンツは、小学生時代にNHK教育テレビ「天才てれびくん」で共演して以来の友人。出演決定に際しウエンツは「生田斗真とは、小学生の時から学校の友達とは別のかたちの絆がある。『てれび戦士パワーみせようぜ!』と連絡をもらい、喜びと同時に、彼の座長としての責任感を学び、少しでも彼の力になれるように、一緒に引っ張っていけるように頑張りたいという気持ちになりました」と意気込みを語り、生田も「時を経て、大人になって、一人の俳優同士として再会できるのはうれしい。こんな未来って想像してしなかったなというドキドキ感もありますし、まさかの恋人役です(笑)。でも、古くからの友人でもありますし、遠慮なくぶつかっていけるんじゃないかなと思います。この舞台が上演されること、本当に本当に楽しみに、この日を心待ちにしていました」とコメントした。
公演は6月8日から30日まで東京・PARCO劇場、7月9日から11日まで福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、16日から24日まで大阪・森ノ宮ピロティホール、30・31日に新潟・新潟テルサ、8月6・7日に長野・サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大ホールにて。東京公演分のチケットは4月23日、福岡公演分は5月21日、新潟公演分と長野公演分は6月5日、大阪公演分は6月12日に一般発売される。
パルコ・プロデュース2022「てなもんや三文オペラ」
2022年6月8日(水)~30日(木)
東京都 PARCO劇場
2022年7月4日(月)・5日(火)※公演中止
宮城県 東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
2022年7月9日(土)~11日(月)
福岡県 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
2022年7月16日(土)~24日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
2022年7月30日(土)・31日(日)
新潟県 新潟テルサ
2022年8月6日(土)・7日(日)
長野県 サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大ホール
作・演出:
原作:
音楽:クルト・ヴァイル
音楽監督:久米大作
出演:
演奏:朴勝哲
※2022年3月16日に発生した地震の影響で、宮城公演は中止となりました。
※2022年6月3日追記:6月8日から11日13:00開演回までの公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
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きーせんふ @KDHRkiisen0393
鄭義信の「てなもんや三文オペラ」全キャスト解禁、生田斗真の恋人役にウエンツ瑛士(コメントあり) https://t.co/Rya7mLoQxN