3団体とも“色とりどり、音とりどり”な芸劇eyes番外編「弱いい派」開幕

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芸劇eyes番外編 vol.3「『もしもし、こちら弱いい派─かそけき声を聴くために─』弱さを肯定する社会へ、演劇からの応答」が、昨日7月22日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストで開幕した。

ウンゲツィーファ「Uber Boyz」より。(撮影:引地信彦)

ウンゲツィーファ「Uber Boyz」より。(撮影:引地信彦)

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芸劇eyes番外編は、次代の演劇界を牽引する若い才能を紹介する、東京芸術劇場のショーケースシリーズ。第3弾となる今回は、早稲田大学演劇倶楽部出身の中島梓織松浦みるを中心とした団体・いいへんじ、劇作家・本橋龍を軸とするウンゲツィーファ山本正典らが結成した関西の劇団・コトリ会議の3団体が参加している。

いいへんじ「薬をもらいにいく薬(序章)」より。(撮影:引地信彦)

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初日を迎え、いいへんじの中島は「この作品をつくりながら『弱さ』についてたくさん考えましたが、わたしはきっと『弱さ』とされてしまうものを、別の言葉に書き換えたいのだと思います。そのためには、途方もない時間がかかるけれど、その時間をゆるしてくれるのが演劇だと思うし、その時間の一部だけでも、みなさまと共有できたらとてもうれしいです」とコメント。

コトリ会議「おみかんの明かり」より。(撮影:引地信彦)

コトリ会議「おみかんの明かり」より。(撮影:引地信彦)[拡大]

ウンゲツィーファの本橋は「男子校の部室と化した楽屋で本番終わりに汗ダラダラで『楽しかったね』とみんなで笑った時間が全てだなと思いました」「そうした感覚をお客さんとも共有できたら素敵なことだなあと節に思ってます」と述べ、コトリ会議の山本は「いいへんじさんも、ウンゲツィーファさんも、そしてコトリ会議も、色とりどりの、音とりどりの作品となっていて、役者さんがその中で叫んだり服を着替えたり優しく語りかけたりします」と実感を語っている。

公演は7月25日まで。なお明日24日13:00開演回にはいとうせいこう、17:00開演回には安田登をゲストに迎え、同劇場の企画コーディネーターで演劇ジャーナリストの徳永京子との対談が行われる。

いいへんじ / 中島梓織 コメント

いつもより大きな劇場で、いつもより大きな物語を、と思っていましたが、結局、いつも通り足踏みをしています。この作品をつくりながら「弱さ」についてたくさん考えましたが、わたしはきっと「弱さ」とされてしまうものを、別の言葉に書き換えたいのだと思います。そのためには、途方もない時間がかかるけれど、その時間をゆるしてくれるのが演劇だと思うし、その時間の一部だけでも、みなさまと共有できたらとてもうれしいです。

ウンゲツィーファ / 本橋龍 コメント

男子校の部室と化した楽屋で本番終わりに汗ダラダラで「楽しかったね」とみんなで笑った時間が全てだなと思いました。こういうことはそう何度もできるものではない。身体の節々に走る痛みの中でそう思うし、そうした感覚をお客さんとも共有できたら素敵なことだなあと節に思ってます。関わって下さる方々、見に来てくれる方々。至らないこと沢山ありますがご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いします。

コトリ会議 / 山本正典 コメント

あかりも音も、見えて聞こえて、とても楽しい空間ができていると思います。

いいへんじさんも、ウンゲツィーファさんも、そしてコトリ会議も、色とりどりの、音とりどりの作品となっていて、役者さんがその中で叫んだり服を着替えたり優しく語りかけたりします。

楽しいです。ぜひ。

ステージナタリーでは、芸劇eyes番外編 vol.3「『もしもし、こちら弱いい派─かそけき声を聴くために─』弱さを肯定する社会へ、演劇からの応答」の特集を展開。中島梓織・本橋龍・山本正典、そして徳永京子の座談会を掲載している。

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芸劇eyes番外編 vol.3「『もしもし、こちら弱いい派─かそけき声を聴くために─』弱さを肯定する社会へ、演劇からの応答」

2021年7月22日(木・祝)~25日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

出演団体(五十音順)・演目

いいへんじ「薬をもらいにいく薬(序章)」

作・演出:中島梓織
出演:飯尾朋花、小澤南穂子 / 遠藤雄斗、小見朋生、タナカエミ
声の出演:松浦みる、野木青依

ウンゲツィーファ「Uber Boyz」

作・演出・出演:池田亮、金内健樹、金子鈴幸、黒澤多生、中澤陽本橋龍
音楽:額田大志

コトリ会議「おみかんの明かり」

作・演出:山本正典
出演:牛嶋千佳、三ヶ日晩、原竹志、まえかつと
協力:兵庫県立ピッコロ劇団

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【公演レポート】3団体とも“色とりどり、音とりどり”な芸劇eyes番外編「弱いい派」開幕(コメントあり)
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