“大人になる”とは?ロック雑誌を刊行する若者たちの群像劇、文学座「昭和虞美人草」開幕

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文学座の「昭和虞美人草」が、本日3月9日に東京・文学座アトリエで開幕した。

文学座「昭和虞美人草」より。(撮影:宮川舞子)

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文学座「昭和虞美人草」より。(撮影:宮川舞子)

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文学座「昭和虞美人草」より。(撮影:宮川舞子)

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「昭和虞美人草」は、夏目漱石の小説「虞美人草」をマキノノゾミが翻案した新作。1973年、代議士の息子・甲野欽吾は、盟友の宗近、小野、浅井と共に売れないロック雑誌「エピタフ」を刊行していた。しかしある日、小野と浅井が「エピタフ」を辞めると言い出し、それとほぼ同時期に甲野の腹違いの妹・藤尾が小野に接近。小野は、郷里に小夜子という許嫁に近い存在がいるにも関わらず、藤尾に対して煮え切らない態度を取ってしまう。そんな小野に宗近は「そいつはロックじゃないぜ」と諭すが……。

文学座「昭和虞美人草」より。(撮影:宮川舞子)

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文学座「昭和虞美人草」より。(撮影:宮川舞子)

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演出を西川信廣が担当し、出演者には、早坂直家植田真介斉藤祐一、細貝光司、上川路啓志富沢亜古、伊藤安那、鹿野真央、高柳絢子、平体まひろが名を連ねた。開幕に際し、西川は「『昭和虞美人草』は夏目漱石の『虞美人草』をマキノノゾミが、舞台を昭和48年に置き換えて、ロック雑誌を刊行する若者たちの群像劇に仕立て上げました。社会に出て『大人になる』とはどういうことか? ロック音楽に乗せて、登場人物たちが揺れ動きます」と述べる。

宗近役の上川路は「世界って? 幸せって? 大人って? 分からねーけど いつかは世界を幸せにする大人になるべくロックンロールを片手ににもがく登場人物たちと 時には小さなため息がどんなロックよりも効果をもたらすアトリエという空間で 演劇片手に一緒にもがきたいと思っております」と語り、藤尾役の鹿野は「きっといま、多くの人が今までの常識を強制的に崩され、生き方を模索していることと思います。時代は違えど、劇中の人物たちの熱い言葉が今を生きる誰かの心に刺さり、生き方のヒントになると、そんな力がこの芝居にはあると信じています」とコメントした。

上演時間は、15分の休憩を含む約2時間45分。公演は3月23日まで上演されたあと、3月27日から29日まで、岐阜・可児市文化創造センターでも行われる。なお、13日17:00開演回はStreaming+にてライブ配信される。詳細は公式サイトを確認しよう。

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文学座「昭和虞美人草」

2021年3月9日(火)~23日(火)
東京都 文学座アトリエ

2021年3月27日(土)~29日(月)
岐阜県 可児市文化創造センター

作:マキノノゾミ
演出:西川信廣
出演:早坂直家植田真介斉藤祐一、細貝光司、上川路啓志富沢亜古、伊藤安那、鹿野真央、高柳絢子、平体まひろ

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