文学座の「昭和虞美人草」が、本日3月9日に東京・文学座アトリエで開幕した。
「昭和虞美人草」は、夏目漱石の小説「虞美人草」を
演出を
宗近役の上川路は「世界って? 幸せって? 大人って? 分からねーけど いつかは世界を幸せにする大人になるべくロックンロールを片手ににもがく登場人物たちと 時には小さなため息がどんなロックよりも効果をもたらすアトリエという空間で 演劇片手に一緒にもがきたいと思っております」と語り、藤尾役の鹿野は「きっといま、多くの人が今までの常識を強制的に崩され、生き方を模索していることと思います。時代は違えど、劇中の人物たちの熱い言葉が今を生きる誰かの心に刺さり、生き方のヒントになると、そんな力がこの芝居にはあると信じています」とコメントした。
上演時間は、15分の休憩を含む約2時間45分。公演は3月23日まで上演されたあと、3月27日から29日まで、岐阜・可児市文化創造センターでも行われる。なお、13日17:00開演回はStreaming+にてライブ配信される。詳細は公式サイトを確認しよう。
文学座「昭和虞美人草」
2021年3月9日(火)~23日(火)
東京都 文学座アトリエ
2021年3月27日(土)~29日(月)
岐阜県 可児市文化創造センター
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