Potluck Theater公演「イヴの日記」が、12月27日に石川・金沢市民芸術村 PIT2 ドラマ工房で上演される。
本作は、マーク・トウェインの小説「イヴの日記」を、Potluck Theater主宰の島貴之が構成・演出する一人芝居。今回は、出演者の梨瑳子が原文を新たに翻訳したものが上演される。
作中では、旧約聖書の創世記に登場するイヴが、実は日記を付けていたら、という設定で物語が展開する。上演に向けて島は「俳優は、いろいろな形でイブの姿を表現します。そこに浮かび上がる1人の女性の姿を見ながら、あなたはあなたについて少しの間考えられると信じています」とコメントした。上演時間は約1時間10分。
島貴之コメント
イヴは自分が何のために作られたのかわかりません。突然、見たこともない世界に放り出されたのです。
この日記はそのようにして独りきりで生まれたイヴが世界と出会い、アダムに会って恋をして、楽園から追放され、死ぬまでを語っています。もちろん日記は真実ばかりではないかもしれません。こうであったらいいな、という想いが書かれているのかもしれません。しかしそれはそれで彼女がどのように考え、生きようとしたかを知ることができます。俳優は、いろいろな形でイブの姿を表現します。そこに浮かび上がる1人の女性の姿を見ながら、あなたはあなたについて少しの間考えられると信じています。
Potluck Theater公演「イヴの日記」
2020年12月27日(日)
石川県 金沢市民芸術村 PIT2 ドラマ工房
原作:マーク・トウェイン「イヴの日記」
構成・演出:島貴之
翻訳・出演:梨瑳子
島 貴之 @ajitarian
ステージナタリーさん、紹介してくれて、ありがとう。https://t.co/qq2zCqqHLA