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KUTO-10の“懐石喜劇”「なにわ ひさ石 本店」作・演出に村角太洋

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工藤俊作プロデュース プロジェクトKUTO-10 第19回公演「なにわ ひさ石 本店」の出演者と、作・演出の村角太洋(後列右)。

工藤俊作プロデュース プロジェクトKUTO-10 第19回公演「なにわ ひさ石 本店」の出演者と、作・演出の村角太洋(後列右)。

プロジェクトKUTO-10「なにわ ひさ石 本店」が、3月5日から8日まで大阪・ウイングフィールド、12日から15日まで東京・シアター711で上演される。

俳優の工藤俊作によるKUTO-10は、毎回、作・演出・出演・スタッフを変えながら公演を行うプロジェクト。THE ROB CARLTONの村角太洋が作・演出を担当する今作では、大阪にある架空の料亭・なにわ ひさ石 本店を舞台にした“懐石喜劇”が展開する。隠れた名店として知られるその店は、何事もなく暖簾を上げ、降ろす毎日を送っていた。しかし、評論家かもしれない人の来訪や、いつもと微妙に違う出汁など、その日だけはいろんなことが起こって……。

村角は本作について、「私は今回の公演の隠れコンセプトを『名代KUTO-10の懐石喜劇』として、熟練の技と華やかさと繊細さと、そして創造に溢れた幸せなお時間をお客様にお届けできますよう誠心誠意努力してまいる所存です。たくさんのみなさまにお越しいただけますと幸甚です」とコメントしている。出演者には、工藤のほか、遊気舎の久保田浩、保、スイス銀行の久野麻子、南河内万歳一座の松浦絵里、空晴の古谷ちさ、リリパットアーミーIIの長橋遼也、そしてTHE ROB CARLTONのボブ・マーサムが名を連ねた。

村角太洋コメント

私はいつも次の作品を作る時に一枚の画を最初に思い浮かべるのですが、今回は工藤さん、保さん、久保田さんのお三方が和食の調理師の格好をしているというものでした。驚くべきことにとても似合っておられました。和食の調理師が出る物語……。となればもう舞台は料亭しかありません。「お! これは良いのでは!」とすぐに心が鳴りました。この内なる声に導かれた私は、「ひさ石」の物語をしたためることにしたのです。
さらに今回のオファーにあたり、工藤さんより「大阪弁のお芝居がいい」とのお話をいただいていました。多くの時間を必要とすることなく「『ひさ石』に『なにわ』をつければ大阪の料亭と一目でわかるのでは!」と膝を打ち、タイトルを「なにわ ひさ石 本店」にしました。これで大阪の料亭の物語になりました。ちなみに「本店」は雰囲気です。
また、せっかくの料亭の物語なので、何か和食的な要素があれば粋であると思考を巡らせておりましたところ、「懐石は起承転結である」という願ってもない言葉を知り、その刹那、まさにこの物語を懐石のごとくお客様にご提供しようと心に決めた。というエピソードもここに記しておきます。
私は今回の公演の隠れコンセプトを「名代KUTO-10の懐石喜劇」として、熟練の技と華やかさと繊細さと、そして創造に溢れた幸せなお時間をお客様にお届けできますよう誠心誠意努力してまいる所存です。たくさんのみなさまにお越しいただけますと幸甚です。

工藤俊作プロデュース プロジェクトKUTO-10 第19回公演「なにわ ひさ石 本店」

2020年3月5日(木)~8日(日)
大阪府 ウイングフィールド

2020年3月12日(木)~15日(日)
東京都 シアター711

作・演出:村角太洋
出演:工藤俊作、久保田浩、保、久野麻子、松浦絵里、古谷ちさ、長橋遼也、ボブ・マーサム

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