“無力な人間”が希望を持ち生きるヒントに、北村想×宮城聰「寿歌」再演版が開幕

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「寿歌」が、本日10月13日に静岡・静岡芸術劇場で開幕する。

「寿歌」より。(撮影:猪熊康夫)

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「寿歌」より。(撮影:三浦興一)

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「寿歌」より。(撮影:猪熊康夫)

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北村想の「寿歌」を宮城聰が演出する本作は、昨年3月から6月にかけて上演されたものの再演。台風19号の影響で昨日12日の公演が中止となったが、本日の公演は通常通り実施される予定だ。

劇中では、核戦争後の荒野を舞台に、旅芸人のゲサクと少女キョウコ、そして謎の男ヤスオの旅物語が描かれる。なお今回の再演版では、宮城の発案で美術プランに“未来の廃墟”というコンセプトが足され、舞台美術を担当するカミイケタクヤによる劇空間が新たに立ち上がる。

開幕に際して、宮城は「無力な人間がどうやって希望を持って生きていけるのか、というヒントがこの『寿歌』という芝居にはある」と本作への思いを述べた。上演時間は約1時間30分で、公演は今後、10月19日・20日、26日に行われる。

宮城聰コメント

「寿歌」より。(撮影:猪熊康夫)

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今、世界は力の支配が蘇ってきて、力の強い者が弱い者を黙らせるという剥き出しの暴力の時代になってきた。その中でほとんどの人は無力感を強めているんじゃないかと思うんですけれど、でもその無力な人間がどうやって希望を持って生きていけるのか、というヒントがこの「寿歌」という芝居にはあるなと、今日の初日で改めて思いました。

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「寿歌」

2019年10月12日(土)・13日(日)、19日(土)・20日(日)、26日(土)※12日は台風のため公演中止。
静岡県 静岡芸術劇場

作:北村想
演出:宮城聰
出演(五十音順):奥野晃士、春日井一平、たきいみき

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