中村梅丸、11月「吉例顔見世大歌舞伎」から“初代 中村莟玉”に

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中村梅丸が、東京・歌舞伎座の11月公演「吉例顔見世大歌舞伎」より、初代中村莟玉(かんぎょく)を名乗ることがわかった。

左から中村梅丸、中村梅玉。

左から中村梅丸、中村梅玉。

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本日8月23日に東京都内で実施された記者懇親会には、梅丸とその師匠である中村梅玉が出席。梅丸は、莟玉を名乗るよう梅玉から言われた際の心境を「本当にうれしく思った」と語り、「(名跡を改めることに)とらわれすぎては押し潰されてしまうので、あまり考えすぎないようにしたい。まだ実感がわかずそわそわしていますが、11月公演に向けてこれから一生懸命精進して勤めたいと思います」と意気込みを述べた。

またこのたび、梅丸が梅玉の養子になることも明らかに。梅玉は「今から15年前に歌舞伎が好きで訪ねてきたのが彼だった。すごく熱心に取り組み、歌舞伎をやる覚悟があるのだなと感じた」と梅丸との出会いを振り返り、「私の養子になることをプレッシャーに感じていてはいけない。これからが始まりだと思いますので、私も共に精進していけたら」とコメントした。

梅丸は1996年生まれ。2006年より梅玉の部屋子となり、歌舞伎座「沓手鳥孤城落月」の小姓神矢新吾、「関八州繋馬」里の子竹吉で梅丸を名乗った。

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読者の反応

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ののまる @nonomaru116

いつかは梅玉さんが容姿にして高砂奴がせるんだろうなぁとは思っていたけど、やっと来たな、って感じ。 / 【会見レポート】中村梅丸、11月「吉例顔見世大歌舞伎」から“初代 中村莟玉”に - ステージナタリー https://t.co/4VS2p4Mn78

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