開幕に際し鴻上は「新しい『トランス』が、誕生しました。立原雅人役の風間俊介こと風ポンは、妄想を持ってしまう男の不安と狂気、そしてダジャレ好きのお茶目な一面を見事に演じています。紅谷礼子役の岡本玲ちゃんは、意思が強く、それでいてチャーミングな紅谷そのものになっています。後藤参三を演じる伊礼彼方は、全身が参三となり、稽古場からずっとワオワオと吠え続けています。新しい『トランス』です。これからの『トランス』のスタンダードに間違いなくなるでしょう」とコメント。
風間は「舞台『トランス』が開幕します。稽古を重ねる程、今までこの作品が人々を魅了し続けた理由が分かります。人間の根幹にある『自分は何者なのか』という問いを、優しく美しくユーモラスに描くトランス。僕らが演じる2026版以降も、多くの役者が演じるであろうトランス。今の時代にしっかり刻めるように、これからの人々にバトンを渡せるように演じていきたいと思います。劇場でお待ちしています」と思いを述べる。
岡本は「舞台『トランス』が開幕いたしました。無事に初日を迎えられたこと、そしてたくさんのお客様にご観劇いただけましたこと、心より感謝申し上げます。上演が始まり最初の一言を発した瞬間、『ああ、憧れだった本多劇場で『トランス』の台詞を発している!』と、緊張とはまた違う震えを感じました。作品は、お客様に届いてこそ育っていくものだと感じています。この舞台が、あなたにとっての“わたしのトランス”となることを願いながら、6月北海道での大千穐楽まで、一公演ずつ大切に歩んでまいります。劇場でお待ちしております」と話す。
伊礼は「開幕しました!! 今日まで多くの関係者に『トランスやるんだ!』『俺の青春だよ』『私大好き』など声をかけてもらった。その言葉たちを受けて、セリフ量・エネルギー量ともに稽古を重ねながら『名作と言われる戯曲にはその理由があるのだなぁ』と実感する日々でした。2人の共演者も化け物級なのでこれまたハードルが上がるわけで。助けられながら甘えながら参三として2人に届けられる思いは余すことなく放出しました。鴻上さんの書く言葉は繊細であり大胆であり、部分的に僕の頭では理解できない箇所も多々ありますが、その時々で刺さる言葉が日々変わるのは不思議です。引退間近の舞台監督とも数年ぶりにご一緒できて、総合的に僕にとってこの作品は集大成。ここで演劇人生が終わっても悔いのない心境です。2026年版トランスがあなたの人生の一部になったらこれほど嬉しいものはありません。楽しんでください!!」と観客にメッセージを送った。
上演時間は約2時間で、東京公演は5月10日まで。その後、静岡・岡山・大阪・愛媛・石川・新潟・神奈川・広島・兵庫・北海道の各都市を巡演する。
KOKAMI@network vol.22「トランス」
開催日程・会場
2026年4月28日(火)〜5月10日(日)
東京都 本多劇場
2026年5月13日(水)
静岡県 アクトシティ浜松 大ホール
2026年5月15日(金)
岡山県 津山文化センター 大ホール
2026年5月17日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
2026年5月20日(水)
愛媛県 あかがねミュージアム 多目的ホール
2026年5月23日(土)
石川県 北國新聞赤羽ホール
2026年5月30日(土)・31日(日)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
2026年6月2日(火)
神奈川県 藤沢市湘南台文化センター 市民シアター
2026年6月4日(木)
広島県 JMSアステールプラザ 大ホール
2026年6月6日(土)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
2026年6月9日(火)
北海道 カナモトホール(札幌市民ホール)
2026年6月10日(水)
北海道 帯広市民文化ホール 大ホール
2026年6月11日(木)
北海道 北ガス市民ホール(北見市民会館)大ホール
スタッフ
作・演出:
ステージナタリー @stage_natalie
風間俊介・岡本玲・伊礼彼方が出演、鴻上尚史演出“新しい「トランス」”東京で開幕(舞台写真 / コメントあり)
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