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古川健が手がけるラジオドラマ「ベルリン1989」に海宝直人、咲妃みゆ

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NHK-FM「青春アドベンチャー『ベルリン1989』」出演者(写真提供:NHK)

NHK-FM「青春アドベンチャー『ベルリン1989』」出演者(写真提供:NHK)

7月29日から8月9日にかけてNHK-FMで放送される「青春アドベンチャー『ベルリン1989』」に海宝直人咲妃みゆ鈴木壮麻島田歌穂らが出演する。

作を劇団チョコレートケーキの古川健が手がける本作では、1989年秋のドイツを舞台にしたストーリーが展開。壁で隔てられていた東西ベルリンの行き来が可能になる中、西ベルリンの医大生ハインツ(海宝)は、指導教授(鈴木)の指示を受け、東ベルリンの音楽大学を訪れる。ハインツはそこで出会ったピアノ科の学生アンナ(咲妃)と、その師ゾフィア(島田)を通じて、東ドイツの人々の過酷な生を垣間見る。

海宝は「ハインツと共に僕もたくさんのことを学び、共演させていただいた皆さんの生み出す生き生きとしたキャラクターとの交流に時に心震わせ、時に笑い合いながら丁寧にドラマを作り上げていく過程はとても贅沢な時間でした」と収録を振り返り、咲妃は「ご一緒させて頂いた素晴らしいキャストの皆様・スタッフの皆様の熱い想いが込められた『ベルリン1989』がお一人でも多くの方々のお心に届きますよう願っております」とコメントした。出演者にはこのほか、谷田歩西川大貴上口耕平皆本麻帆らが名を連ねている。

海宝直人コメント

今回僕が演じさせていただいた西ベルリンの医大生ハインツは、ベルリンの壁崩壊を機に東ベルリンで起こっていた悲しい歴史が残した爪痕を目の当たりにすることになります。
当たり前だと思っていた日常のすぐ隣で起こっていた辛く悲しい出来事。
ハインツは東ベルリンでの新たな出会いをきっかけに成長していきます。
ハインツと共に僕もたくさんのことを学び、共演させていただいた皆さんの生み出す生き生きとしたキャラクターとの交流に時に心震わせ、時に笑い合いながら丁寧にドラマを作り上げていく過程はとても贅沢な時間でした。
皆さまどうぞお楽しみください!

咲妃みゆコメント

私は、今回初めて青春アドベンチャーに参加させて頂きました。舞台や映像とは少々異なる演技の仕方がとても新鮮で、収録中は学ばせて頂く事ばかりでした。“ベルリンの壁”にまつわるドイツの歴史には以前から関心を持っておりました。しかし、この物語に携わることが出来て、今まで私が抱いていた関心というのはとても表面的なものだった様に感じました。時系列で分かりやすく語り継がれる歴史の内側には、語り継がれる事のない無数のドラマが存在するのだと実感しました。ご一緒させて頂いた素晴らしいキャストの皆様・スタッフの皆様の熱い想いが込められた「ベルリン1989」がお一人でも多くの方々のお心に届きますよう願っております。

鈴木壮麻コメント

1949年、東西に分断されたドイツ。国家のイデオロギーの変遷に翻弄される人々の暮らしと生き方。以前、「汎ヨーロッパ・ピクニック」の題材に触れた時、涙が止まらなかったことを想い出す。古川健さんが紡ぎ出された表情豊かな数々の言葉を素敵な共演の方々と構築して行くスリルがたまらない、とても楽しい収録のひと時だった。物語をしっかりと引っ張って行く役、とてつもない存在感で場面の色を一瞬にして変えてしまう役、一服の清涼剤のような役等、様々な役割りを担った俳優たちと凄腕スタッフの皆さんとで創り上げた「ベルリン1989」、ぜひお楽しみ下さい!

島田歌穂コメント

「人魚の森」以来、30年振りのオーディオ・ドラマの収録、本当に楽しく幸せな時間でした。古川健さんの素晴らしい脚本の一言一言が、静かに、そして深くどんどん心に染みわたり、夢のような素敵なキャストの皆さんとの瞬間瞬間の化学反応が、スタジオ内に縦横無尽に繰り広げられて、気づけば壮大な歴史ドラマのど真ん中に立っている……そんな不思議な感動の連続でした。あらためて、「声」だけで紡ぐ世界の無限大を感じさせていただき、これに音楽、効果音が相まって、さらにどれほど感動的なものになるんだろう!とワクワクしながら放送を心待ちにしています。

NHK-FM「青春アドベンチャー『ベルリン1989』」

2019年7月29日(月)~8月2日(金)、5日(月)~9日(金)21:15~21:30

作:古川健
音楽:川田瑠夏
演出:藤井靖
出演:海宝直人咲妃みゆ鈴木壮麻島田歌穂 / 谷田歩西川大貴上口耕平皆本麻帆 / 清水明彦、金沢映子、瑞生桜子、奥田一平

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