9月に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで実施される「『関西演劇祭』お前ら、芝居たろか!」の開催発表会見が、本日5月20日に同劇場で行われた。
「関西演劇祭」は、関西のクリエイターと劇団、観客の出会いの場を提供することを目指す演劇祭。会見には同演劇祭のフェスティバルディレクターを務める
板尾は自身の肩書であるフェスティバルディレクターについて、「調べたもののよくわからなかった」と答えて場内を笑わせ、演劇祭の開催に向けて「おもろいやつ、アホなやつ、0を1にするようなやつと出会えたら。関西のみならず全国で活躍する人が出てきたらうれしい」と期待を寄せる。関西の学生演劇出身の西田は、「面白いと思ったら素直に面白いと言ってくれる」と大阪で過ごしたことで今も演劇を続けられていると話し、「その恩を返せたら」とコメント。また行定は、小劇場の演出家についての映画を準備中であることを明らかにしながら「この演劇祭をきっかけに、“乱反射”でもいいので1人でも2人でも(関西の演劇人に)光が当たれば」と述べた。
なお「関西演劇祭」では、全公演で終演後にティーチインを実施し、審査員や一般観客からの質問と劇団の返答を公開する。これについて板尾は「ええカッコせずにさらけ出してほしい」、西田も「演劇は“途中”を見せることに本質がある」と意見を述べた。
本演劇祭では、6月16日23:59まで参加10団体を募集中。板尾は関西の劇団の公演をほとんど観たことがないと明かしつつ、「“生息”しているのは事実なので、ガサガサッと集まってきてほしい」と呼びかける。西田も「片隅の薄暗がりにいる人に出てきてほしい」、行定も「原石がいっぱいいるだろうし、境界線をぶち壊しているようなものを観たい」とメッセージを送った。
「『関西演劇祭』お前ら、芝居たろか!」は、9月21日から29日まで。参加団体は6月30日に発表予定だ。なお演劇祭には“関西演劇祭サポーター”と称し、在阪テレビ局のプロデューサーやディレクター、演出家、脚本家、映像監督、劇場芸術監督などがゲスト審査員として参加する。
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「『関西演劇祭』お前ら、芝居たろか!」
2019年9月21日(土)~29日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール
関西演劇祭フェスティバル・ディレクター:
関西演劇祭SPサポーター(審査員):
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