松竹新喜劇70周年記念、渋谷天外が藤山扇治郎に太鼓判「予想を超えた演技」

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劇団創立70周年記念公演「松竹新喜劇」が、昨日7月13日に東京・新橋演舞場で開幕。終演後には渋谷天外藤山扇治郎久本雅美が取材に応じた。

劇団創立70周年記念公演「松竹新喜劇」の「七十周年御礼 口上」より。

劇団創立70周年記念公演「松竹新喜劇」の「七十周年御礼 口上」より。

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劇団創立70周年記念公演「松竹新喜劇」の「人生双六」より。左から藤山扇治郎、大津嶺子、曽我廼家八十吉。

劇団創立70周年記念公演「松竹新喜劇」の「人生双六」より。左から藤山扇治郎、大津嶺子、曽我廼家八十吉。[拡大]

劇団の代表を務める天外は、「『人生双六』は、扇治郎くんが私の予想をはるかに超えた演技でお客様を楽しませて感動させてくれました。本当にありがとうね! 来年からもう君の劇団よ(笑)」と笑いを交えながら扇治郎を労い、久本にも「『峠の茶屋は大騒ぎ!!』は何十年ぶりで、お客様にウケるかどうかわからなかったけれど、久本さんの獅子奮迅の女を捨てた動きで、客席を盛り上げていただきました。あんなに爆笑になるとは思いませんでした!」と賛辞を送る。

劇団創立70周年記念公演「松竹新喜劇」の「峠の茶屋は大騒ぎ!!」より。左から渋谷天外、久本雅美、曽我廼家寛太郎。

劇団創立70周年記念公演「松竹新喜劇」の「峠の茶屋は大騒ぎ!!」より。左から渋谷天外、久本雅美、曽我廼家寛太郎。[拡大]

一方の扇治郎は「祖父(藤山寛美)の当たり役で、先輩方が演じていたものを私がやらせていただけるのは、松竹新喜劇に所属しているからこそだなと」と「人生双六」出演への感慨を語り、久本も「70周年というすごい歴史の中、参加させていただくことは光栄で、感謝の想いで一杯です」と心境をコメント。久本はさらに「松竹新喜劇の泣いて笑って爆笑の渦に巻き込んでいくという舞台で、本当に勉強させていただいています。天外さんをはじめとしたたくさんの素晴らしい先輩方と、伸びしろの大きい扇治郎くんを見ながら、幸せだなと思いながらやらせていただきました。舞台は生ものですので、最後まで試行錯誤しながらお役に立てるようにがんばっていきたいと思います」と続け、意気込んだ。

東京公演は7月22日まで。9月3日から12日までは、大阪松竹座にて大阪公演が行われる。

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劇団創立70周年記念公演「松竹新喜劇」

2018年7月13日(金)~22日(日)
東京都 新橋演舞場

演目

・人生双六
・七十周年御礼 口上
・峠の茶屋は大騒ぎ!!

2018年9月3日(月)~12日(水)
大阪府 大阪松竹座

演目

・人生双六
・七十周年記念御礼 ご挨拶
・八人の幽霊

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